当記事は、ポケモンユナイトに登場するプレイアブルキャラ「ギルガルド」の立ち回りとビルドの解説記事です。
ギルガルドの選択わざである「ワイドガード」を中心的に解説していますので、ぜひ攻略のヒントとして活用してください。
基本情報

分類 | バトルアイテム | ルート適正 |
近接 バランス型 ぶつり | ![]() ![]() ![]() | |
成長ルート | ||
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基本性能 | ||
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わざ一覧と構成
わざ一覧
わざ・特性 | テキスト | CT | |
通常攻撃 | 前方にいる相手のポケモンを斬りつけてダメージを与える。 | / | |
かげうち | 指定した方向へ影を放って攻撃し、当たった相手のポケモンにダメージを与える。 | 5.5秒 | |
てっぺき | 少しのあいだ、自分を強力な保護の力で包む。 | 6秒 | |
せいなるつるぎ | ブレードを地面に突き刺し、三角形のゾーンをつくる。 | 7.5秒 | |
シャドークロー | 指定した方向を2回連続で切りつけ、命中した相手のポケモンにダメージを与える。 | 5.5秒 | |
ワイドガード | 少しのあいだ、その場で大きな盾を構える。 | 9秒 | |
アイアンヘッド | 指定した方向へぶつかっていき、命中した相手のポケモンにダメージを与える。 | 7秒 | |
とどめのひとふり | 指定した方向へ、大地が割れるほどの威力を持った斬りつけを繰り出し、斬撃が命中 | / | |
ノーガード | | 受けるダメージと与えるダメージが増加する。 | / |
バトルスイッチ | ![]() | ブレードフォルムとシールドフォルムを切り替えられる。 | / |
わざ構成
わざ1 | わざ2 |
せいなるつるぎ | ワイドガード |
|
|
もちもの編成例
パターン1:耐久型 | ||
きあいのハチマキ | おたすけバリア | ちからのハチマキ |
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回復効果で立ち回り 安定化 | ユナイトわざ発動時に自身と 味方1人にシールド付与 | 通常攻撃の威力と 速度アップ |
パターン2:ユナイトわざ特化型 | ||
エナジーアンプ | おたすけバリア | ちからのハチマキ |
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ユナイトわざ使用後に 与ダメージアップ | ユナイトわざ発動時に自身と 味方1人にシールド付与 | 通常攻撃の威力と 速度アップ |
パターン3:安定型 | ||
ピントレンズ | おたすけバリア | ちからのハチマキ |
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通常攻撃の急所率と 急所威力アップ | ユナイトわざ発動時に自身と 味方1人にシールド付与 | 通常攻撃の威力と 速度アップ |
立ち回り
攻撃面

ギルガルドは、ブレードフォルムとシールドフォルムを使い分けて、相手の虚を突く連撃を繰り出す近接アタッカーです。
わざを駆使して強化カウンタを溜め、ブレードフォルムの強化攻撃で一気に畳み掛けるという戦闘スタイルが得意です。
シールドからブレードに変形した際に移動速度と攻撃速度が上がるため、基本はシールドで構えておき、交戦時にタイミングを見計らってブレードに変形するのが基本です。
わざ:せいなるつるぎ

「せいなるつるぎ」は狙った方向に三角形を創り、その範囲内の相手をふきとばしながら攻撃します。
この際、強化カウンタを溜めつつブレードフォルムに変形して攻撃体勢に入るという、非常に複雑で癖の強いわざです。
ただ、ここまで複雑に作り込まれたわざですが、使いたいシーンは基本的にブレードに変形して攻撃したい時とか、壁を抜けたり移動速度を上げたりして逃げたい時くらいです。
つまり、このわざ自体は攻撃わざというより、移動や自己強化わざ・妨害わざと考えて放つ機会が多いです。
わざ:ワイドガード

「ワイドガード」は前方に盾を構えながらシールドを獲得、強化カウンタを溜めつつ相手をつきとばして妨害するわざです。
この際、シールドフォルムに変形して防御体勢に入るという、これまた複雑なわざです。
一見地味なわざですが、見かけに反して非常に優秀で、様々な役割を担えるわざとなっています。
例えば味方を守るために相手の前に立ちふさがったり、回り込んで相手の逃げ道を封じたりできますし、当然相手のわざを受け流すために使っても良いです。
また、「せいなるつるぎ」を使った後のCTをこのわざでやり過ごし、時間を稼ぐこともできます。
「ワイドガード」1つで妨害・防衛・耐久・カウンタチャージ・時間稼ぎなどができ、臨機応変な立ち回りを可能にするわざとなっています。
ユナイトわざ

ユナイトわざ「とどめのひとふり」は結論から言うと、わざの範囲が非常に長細く、かなり当てづらいわざです。
狙った方向に斬撃を放ち、その後ブレードフォルムに変形します。
当たった時は高火力であり、ブレードになるのでその後の火力の伸びにも期待できるわざとなっています。
命中させにくいという点は1番の欠点ではありますが、溜まりやすさは抜群であり、積極的に使っていけるわざです。
また、命中させにくいとはいっても少し工夫すれば結構当たります。
例えば草むらを活用したり、相手の動きが単調になるタイミングを見計らったり、集団めがけて放ったり、「どんそくスモーク」を採用したりすると期待値は高くなります。
これに関しては慣れや読みが必要になってくるので、使い込んで練度を上げていきましょう。
ユナイトわざ発動後がギルガルドにとって最も火力が出るタイミングです。
しかし、発動後のブレードフォルムは耐久力に不安が残ります。
近接型で相手の攻撃をもらいやすい位置に立たなければならないので、「おたすけバリア」はとても優先度が高い持ち物であり、できれば固定で採用したいところです。
防御面

ギルガルドはシールドフォルムであれば耐久面も優秀であり、しっかりと相手の攻撃にも耐えてくれます。
さらに、「ワイドガード」使用時であれば、妨害無効かつ大量のシールドにより、ディフェンス型ともいい勝負をするくらいに強固な耐久力となります。
ただし、ブレードフォルムの時は相応に低耐久で、火力が集中するとすぐにやられてしまいます。
なので、シールドフォルムや「ワイドガード」で相手のわざを受け流し、相手がわざを消費したタイミングでブレードに変形、一気に攻勢へと切り替えるのが理想です。
つまり、できる限り倒されないようにするには、シールドフォルムで居る時間を長くすれば良いということです。
ここまでで既に、このキャラはバトル中に考えることが多く、敷居の高さがわかるかと思います。
しかし、考えながらプレイしたい人にとっては非常に楽しく使え、さらにプレイスキル上達にも繋がるキャラであると言えます。
長所:
フォルムチェンジで臨機応変な立ち回りが可能。
「ワイドガード」で臨機応変に立ち回れる。
フォルムによって、相手の思考に負担を掛けられる。
フォルムによって、後出しで有効な選択を選べる。
短所:
ブレードフォルムの耐久が低い。
フォルムによって、自分の思考にも負担がかかる。
時間別の立ち回り
序盤のレーン戦

ヒトツキの段階では特性が「バトルスイッチ」ではないので、複雑な戦法を練る必要はありません。
ですが、特性「ノーガード」は自分も相手も受けるダメージが上昇する特性なので、ギリギリの戦いになりやすくなっております。
とはいえ、「てっぺき」のダメージ無効が優秀で、「かげうち」の火力と移動も使いやすく、十分に戦える性能です。
倒されない程度の交戦は積極的に行なっても構わないでしょう。
ただし、戦う場合は「てっぺき」のCTを待って、確実に1発受け流せるようにしておきましょう。
そして、強化攻撃は相手を貫通する形で攻撃するので、当て方次第ではその後の立ち位置に影響します。
立ち位置が悪くなってしまう場合は無理せずに攻撃を控えましょう。

ニダンギルになると、ある程度戦えるようになると思いきや、相手も順調にレベルが上がっていれば、耐久力的に厳しいものがあります。
先述の通り、「せいなるつるぎ」は補助わざ的な側面が強く、メイン火力となる程の性能は持ち合わせておりません。
さらに、強化攻撃を放つと相手の方へ突っ込んでしまうので、撤退する手段も乏しいと言う点も目につきます。
これらを考えると、通常通り推移して自分も相手もレベルが上がっていれば、ニダンギルで戦うのは厳しいわけです。
結論としては、圧倒的なレベル差がついていない限りニダンギルの状態で戦うのは控え、レベル上げに徹しましょう。
レーン選択は、下をおすすめします。
理由は単純に、タブンネの経験値が高いからの一言に尽きます。
まともに戦えるようになるのはギルガルドになってからなので、進化を優先したいところです。
1回目のオブジェクト(7:00)

残り時間7:00になったら集団戦が始まります。集団戦までにギルガルドになっていたいところですが、なれなかった場合は野生を狩ってレベル上げを優先しましょう。
ギルガルドになれていれば、集団戦に参加します。
当ビルドでは、1回目のオブジェクト時点でユナイトわざを獲得できることは滅多にありませんので、なしで戦うことになります。
つまり、チームのメイン火力となるには難しいので、「ワイドガード」を用いた妨害で味方を補助する立ち回りを中心とする場合が多いです。
そうなった場合のテンプレ戦法を、以下で紹介しています。



先述の通り、「ワイドガード」は非常に優秀で、妨害までこなす優れものです。
まずは「せいなるつるぎ」で急襲を仕掛け、強化攻撃で相手の逃げ先に回ります。
そして「ワイドガード」で相手の逃げ道を封鎖してあげれば、味方は非常に戦いやすくなります。
もしこの妨害によって倒しきれなくても、「ワイドガード」で強化カウンタを溜めることができます。溜めた強化カウンタでシールドの強化攻撃を行い「せいなるつるぎ」のCTを短縮し、今度は自らが攻撃に転じることもできます。
ただ、この戦法は最終的に味方が付いて来ていないと成立しないので、味方の位置どりや体力に気を配っておく必要があります。
また、”味方と合わせる意識を持っている味方”としか噛み合わないので、ランク帯次第でも変わってくる可能性があるので注意が必要です。
2,3回目のオブジェクト

2回目のオブジェクトは有利な方や先に出現する方に寄りましょう。
集団戦が発生する場合は、味方の構成次第で立ち回りを変えます。
自ら火力を稼がなくても良い場合は「ワイドガード」の妨害を中心に、火力を稼ぐ必要がある場合はタイミングを見計らってブレードに変形し、強化攻撃を繰り出しましょう。
開幕からユナイトわざを使ってしまうのも手ですが、基本は相手が密集した時、もしくは逃げる体勢をとって動きが一辺倒になった時を狙うと当てやすいです。
サンダー戦の立ち回り方

サンダー戦でも、味方の編成と状況次第で先ほどのように立ち回りを変えて戦います。
相手が密集していてタンクが不在の場合は、開幕からユナイトわざを放って相手をある程度削ると同時に、「おたすけバリア」でシールドを獲得します。
その後は「ワイドガード」を主体として妨害中心の立ち回りで味方をサポートしましょう。
相手が密集していてタンクがいる場合は、攻撃の当たらない範囲でタンクの後ろに隠れておきます。
相手にある程度近寄れたらユナイトわざを放ち、強化攻撃を仕掛けます。
サンダー戦では確実にユナイトわざを命中させたいので、放つタイミングはタンクが相手を捕まえてくれた時が理想です。
また、「ワイドガード」は相手の反撃に備えたいので、残しておく方が良いでしょう。
相手がばらけていてタンクが不在の場合は、「せいなるつるぎ」で攻撃できる範囲まで近づいて発動し、ブレードの強化攻撃で逃げ先に回ります。
その後は「ワイドガード」で退路を封鎖して、味方にKOを狙ってもらいましょう。
相手がばらけていてタンクがいる場合は、「せいなるつるぎ」や「とどめのひとふり」からブレードフォルムで強化攻撃を仕掛るだけで良いです。
相手が反撃のユナイトわざを撃ってきた場合は、タイミングを合わせて「ワイドガード」で即座に防御しましょう。
空き時間

空き時間は全てユナイトわざのチャージにつぎ込みましょう。
ギルガルドのユナイトわざは非常に溜まりが早く、集団戦でもそこそこ有効に働きます。
もし命中させられなくても「おたすけバリア」起動のために持っておいて損はありません。
おすすめスポットはミツハニーやヘイガニの出現地点です。
サンダー戦までの目標は、「ワイドガード+」を覚えるLv.13ですが、高ければ高いほど良いのでレベル上げも怠らないようにしましょう。

ちなみに、「ワイドガード」は起動後もう一度わざを使用するとキャンセルできます。
「ワイドガード」は起動するだけで無条件に強化カウンタを1つ溜めることができるので、戦闘に向かう道中などは意識的にキャンセルして溜めるておくと良いでしょう。
人数別の立ち回り
1vs1

ギルガルドの1vs1性能は、相手のわざを受け流すことができる「ワイドガード」のおかげで非常に優秀です。
攻撃わざを「ワイドガード」で受け流すことができれば、まともに戦って負ける相手はほとんどいません。(レベル差にもよりますが、かなり安定します。)
わざを消費したところを、「ワイドガード」で溜めた強化カウンタを使ってブレードフォルムで攻撃するのが基本です。
ただ、もう少し慎重になりたい場合は相手がユナイトわざを使うまでシールドで待つのもアリです。
1vs多

ギルガルドの1vs多は、ユナイトわざを持っており、かつ命中させることができれば勝てる可能性が高いです。
しかし、ユナイトわざはできれば集団戦で使いたいので、温存して撤退するのが無難です。
ただ、囲まれて倒されそうになった場合や、ゴールを守りきりたい場合などは応戦しても良いでしょう。
とはいえ、ユナイトわざを外してしまったら複数体を倒せるか微妙なところなので、当たれば倒しきり、外せば即退散するか、「ワイドガード」で味方が寄るまでの時間稼ぎをしましょう。
集団戦

ギルガルドは集団戦でも活躍できます。
再三記すことになって申し訳ないのですが、やはり「ワイドガード」が強力なためです。
ユナイトわざがない段階では、先述のように「せいなるつるぎ」や強化攻撃で相手に接近し、「ワイドガード」で封じ込めます。
ユナイトわざがある段階では、主体的に火力を稼いでいくことができます。
ただし、ブレードフォルムで居る時間が長ければ長いほど、倒されやすい時間が生まれるわけですから、相手の攻めっ気が止んだタイミングで仕掛けるのが有効です。
ただ、集団戦においてはそのタイミングもバラバラなので、「ワイドガード」で相手集団を分断するという戦略も効果的に働きます。
何にせよ、ギルガルドの強みである”後出し戦法”を活用して勝利を目指しましょう。