当記事は、ポケモンユナイトでのプレイアブルキャラ「ルカリオ」の立ち回りとビルドの解説記事です。ルカリオの選択わざである「しんそく」を中心的に解説していますので、ぜひ攻略のヒントとして活用してください。また、「しんそく」は扱いが難しいわざなので、コンボや有効な使い方など、詳細な点まで紹介しています。よろしければご参考にしてください。
ルカリオ:基本情報

分類 | バトルアイテム | ルート適正 |
近接 バランス型 ぶつり | ![]() | ![]() |
成長ルート | ||
基本性能 | ||
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わざ一覧と構成
わざ一覧
わざ・特性 | テキスト | CT |
通常攻撃 | 3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、ホネを使った連続攻撃をする。 範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、ふきとばす。 | / |
でんこうせっか | 目にも留まらぬ速さで突進する。 相手のポケモンに触れるとダメージを与える。 | 6秒 |
コメットパンチ | 彗星のごとくパンチを繰り出して攻撃する。 相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。 | 7秒 |
しんそく | 驚異的な速さで突進して攻撃する。 至近距離から技が命中すると、わざの待ち時間がすぐ0秒になり、自分のHPが回復する。 ただし同じ相手に立て続けに技を当て、わざの待ち時間を0秒にし続けることができない。 わざを使った直後に通常攻撃を行うと、ダメージが増加する。 アップグレード後は、わざを使うと少しの間攻撃が上がるようになる。 | 9秒 |
グロウパンチ | 力を溜めてから強力な攻撃をする。 力を溜めているあいだ移動速度は下がるが、攻撃が徐々に上がり、自分の受けるダメージは軽減する。 その後指定した方向へ突っ込み、わざを発動する。 わざのダメージは相手のポケモンの残りHPが少ないほど増加し、うまく命中すると次の通常攻撃が強化攻撃となる。 このわざの待ち時間は、ルカリオのわざが命中するたびに短くなる。 アップグレード後は、ちからを溜めているあいだ妨害されなくなる。 | 7秒 |
ボーンラッシュ | ホネを使った連続攻撃をする。立て続けに相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。 最後のホネは遠くまで飛んでいき、もういちどわざを使うとホネのある地点まで突撃し、周りにいる相手のポケモンにダメージを与える。 アップグレードは、わざをもういちど使うと、「しんそく」か「グロウパンチ」の待ち時間がすぐ0秒になる。 | 10秒 |
インファイト | 連続攻撃をする。立て続けに相手のポケモンにダメージを与える。 アップグレード後は、わざの与えるダメージが増加する。 | 9秒 |
フルフォースブラスト | 範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。 ユナイトわざ使用後、次の「グロウパンチ」で与えるダメージが増加する。 | / |
ふくつのこころ | HPが少ないとき、移動速度が上がり、シールド効果を得る。 | 60秒 |
わざ構成
わざ1 | わざ2 |
しんそく | ボーンラッシュ |
|
|
もちもの構成例
パターン1:安定型 | ||
おたすけバリア | ゴールサポーター | もうこうダンベル |
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シールドでユナイトわざ後 動きやすくなる | もうこうダンベルの 回数稼ぎを安定化 | ゴール回数に応じて 攻撃力を大きく底上げ |
パターン2:アタック寄せ型 | ||
おたすけバリア | するどいつめ | もうこうダンベル |
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シールドでユナイトわざ後 動きやすくなる | 火力・急所率アップ 相手にスロウを付与 | ゴール回数に応じて 攻撃力を大きく底上げ |
パターン3:フルアタック型 | ||
じゃくてんほけん | するどいつめ | もうこうダンベル |
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被ダメ回数に応じて 与ダメアップ | 火力・急所率アップ 相手にスロウを付与 | ゴール回数に応じて 攻撃力を大きく底上げ |
基本的な立ち回り
攻撃面

ルカリオはわざの機動力と特性の耐久力を活かして、味方の先陣を切る好戦的な近接アタッカーです。連続して発動できる「しんそく」で、前衛を無視して相手集団の奥深くまで切り込み、直接後衛のアタッカーを仕留めることを得意とします。「しんそく」の特性上、集団戦においてとてつもない影響力があり、味方の援護次第では冗談抜きに5人倒すほどのポテンシャルを秘めています。
ユナイトわざ「フルフォースブラスト」は発動から発生までが遅く、わざ本体を当てて火力を稼ぐことは難しいです。しかし、発動後の強化時間が本体と言っても差し支えないほど「しんそく」との相性が良く、攻撃をかいくぐりながら相手をなぎ倒していくことができます。
防御面

ルカリオは特性「ふくつのこころ」の移動速度アップとシールド獲得効果で、ステータスの数値よりも耐久力が高いキャラとなっています。加えてわざの機動力が高く、多少無理に突っ込んでも撤退することができるため、相手陣地を荒らしに行く立ち回りまでこなします。
「しんそく」は、条件を満たしさえすれば理論上無限に発動することができるため、相手中央エリアまで入り込んでも野生を経由すれば問題なく生還できます。また、「しんそく」は命中すると少量ながら回復する効果があり、その点もルカリオの耐久性能を押し上げていると言えます。加えて、「ボーンラッシュ」のワープは距離の制限が無く、発生も早く、文字通りの瞬間移動です。そのため、近接アタッカーの中でも相手との間合いを管理することが非常に得意なキャラとなっています。
ただ、ルカリオは「ふくつのこころ」が弱体化されたことにより、初期に比べると耐久面がかなりシビアになっています。故に、「久々にルカリオ使ってみようかな」という方々は、耐久面に注意が必要です。
長所:レーン戦に安定感がある。/とくせい・わざによる生存力が高い。/「しんそく」・「ボーンラッシュ」の性能が異次元。
短所:「しんそく」が妨害に弱い。(なんでもなおしでカバー可能)/操作精度が求められる。/良くも悪くもダンベルに依存しがち。/ユナイトわざの制御が難しい。
余談:「しんそく」使い方集
効率的なファーム① |
効率的なファーム② |
効率的なファーム③ |
逃げ:上レーン |
逃げ:下レーン |
逃げ:中央エリア① |
逃げ:中央エリア② |
逃げ:レーン沿い |
コンボ:1vs1 |
補足:「しんそく」の弱点
ここまでで「しんそく」はとてつもなく強いわざであることがわかりますが、それでも1つ大きな弱点が存在します。それが、”妨害で消されてしまうこと“です。例えば、「ほしがる」中のヨクバリスに対して「しんそく」を放つと、妨害でわざの判定が消されてしまいます。ダメージを与えられないだけでなく、そもそも「しんそく」が命中していない判定になり、CTが短縮されないこともあります。一応このビルドでは「なんでもなおし」を採用してある程度対策してはいますが、妨害攻撃は「しんそく」の天敵であるということは覚えておきましょう。
時間別の立ち回り
序盤のレーン戦

ルカリオはレベル3時点で「でんこうせっか」・「コメットパンチ」という強力なわざを覚えます。さらに、特性「ふくつのこころ」もあいまって、最序盤から非常に生存力があります。これらを利用してダンベルの回数を2,3回稼いでおく動きが強力です。敵のガンクが来るまでは、敵ゴール近くで野生を狩ってダンベルの回数を稼ぎましょう。
レベル5になると「しんそく」を覚えて本格的に火力が出るようになるので、さらに攻めた動きができるようになります。特に「しんそく」は相手の野生を奪う、あるいはKOするといった動きを単独でこなしてしまいます。無理に味方と合わせて動く必要がない上に、相手との差をつけることができるという点から見ると、「しんそく」ルカリオはソロプレイヤーにもってこいな性能をしていると言えます。
「しんそく」ルカリオなので、レーンは上を選択しましょう。
上レーンは野生の出現数が多いため、「しんそく」の効果を圧倒的に活かしやすく、ダンベルの回数も稼ぎやすいです。また、いざという時に逃げやすいという点も相まって、敢えて上を選ばない理由はないでしょう。
1回目のオブジェクト

残り時間7:00になったら集団戦が始まりますが、基本は担当レーンでLv.7まで上げておきたいです。ただ、「しんそく」のみでも圧倒的な火力が出るので、カジリガメに重点を置きたい場合はLv.5か6での参戦もアリです。その場合は、KO力も生存力も少し物足りないので、突っ込み過ぎないように注意しましょう。
ルカリオは集団戦で最も活躍できるポケモンといっても過言ではありません。特に「しんそく」ルカリオの集団戦におけるパワーは2,3人分にも匹敵します。ルカリオが集団戦にいるだけで状況が好転することは間違い無いので、極力参加しましょう。
1stゴールが破壊できていない段階の集団戦では、相手の立ち位置がバラけづらく、「しんそく」の強みを一方的に押し付けることできます。すなわち、この集団戦はルカリオが「しんそく」で暴れるだけで有利が取れるわけです。狙う相手や仕掛けるタイミングは意識する必要がありますが、「なんでもなおし」で妨害無効を付与しながら攻撃することで、相手は手のつけようが無くなることでしょう。
2,3回目のオブジェクト

2回目のオブジェクトは有利な方や先に出現する方に寄りましょう。
相手が寄ってきている場合は、「しんそく」でアタッカーを追いかけてKOを狙います。狙っているオブジェクトがカジリガメの場合は、即座にユナイトわざを使ってしまっても良いです。しかしロトムの場合、ユナイトわざはロトムを2ndゴールに押し込む際に使いたいところです。とは言え、ユナイトわざを渋って集団戦に負けてしまっては意味がないので、状況次第では使ってしまいましょう。ロトムを獲得できたら、上2ndゴールに押し込みに行きましょう。この際、味方の集まりが悪いと押し込めないので、無理だと判断した場合は下ゴールを狙うか、自陣ファームに行きましょう。
3回目はサンダー戦で大きく有利を取るために、ロトムに寄りましょう。取れない場合は相手に取らせない様に牽制するだけでも十分です。
サンダー戦

サンダー戦でのルカリオの仕事は、とにかく相手を倒すことです。ただし、耐久力的に真正面から突っ込めるほどの性能ではないので、タイミングが非常に重要になってきます。基本はタンクをスルーしてアタッカーを直接叩きに行きます。この際、ユナイトわざを使ってから攻めるか、攻めながらタイミングを見て使うかは、もちもの基準で考えましょう。例えば、すべて火力につぎ込んだ構成ならば、先に使ってしまって短期決戦に持ち込む方が有効です。逆に、「おたすけバリア」などの防御系を採用している場合は、ある程度勝負がもつれることを想定し、タイミングを見て使った方が有効です。
また、攻撃に向かうタイミングですが、相手集団がばらけたタイミングがおすすめです。先述の通り、ルカリオの耐久面は十分にありますが過信してはいけません。集団に飛び込んで全員KOできるほど、強固ではありません。なので、相手が固まっているときは様子見し、浮いた相手を各個撃破するのが安定です。ただ、味方が妨害で複数体の相手を止めてくれた場合は、この上ないチャンスです。その場合は、相手がばらけてしまう前に「しんそく」を連打して攻撃しましょう。また、攻撃する直前に「なんでもなおし」を使っておくと、妨害無効の「しんそく」を放てます。
立ち位置は基本、タンクの後ろや遠隔アタッカーの側で飛び込むチャンスをうかがいます。味方がチャンスを作ってくれるタイミングを逃さず、相手の攻撃が当たらない距離を徹底してキープするのがオススメです。ただ、体力が少ない相手を見つけたら、立ち位置から外れて追いかけるのも有効です。
距離を取りながらタイミングを計って、チャンスを見逃さないのが基本です。
「しんそく」を使い切ると攻撃手段がなくなります。わざの管理も忘れずに!
空き時間

空き時間はファームに全て注ぎましょう。
「しんそく」は手数で攻撃するわざなので、一撃一撃にレベルが影響してきます。すなわち、レベルが高ければ高いほどKO性能が上昇するわけです。しかし、ルカリオは集団戦に積極的に参加すべきなので、レベル上げに取れる時間が少なくなりがちです。なので、手が空き次第野生を狩ってレベルをあげましょう。
サンダー戦までのレベルの目標は「ボーンラッシュ+」を覚えるLv.13が最低で、それ以上を目標としても良いです。
人数別の立ち回り
1vs1

単独で相手と接敵した場合、まずは相手を倒しきれそうかどうかを見分けます。いくらルカリオといっても耐久力があり、逃げ足のある相手を倒しきるのは骨が折れます。(ヨクバリス,プクリンなど)そういった相手に粘着して1vs1を長々と続けると他の相手が寄ってきてしまうので、基本は無視でOKです。
耐久力の低い相手になら積極的に仕掛けましょう。1vs1で勝つために気をつけるべきことは、何が何でもミスしないことです。
このビルドは、「しんそく」の連続攻撃で火力を出すことを想定しています。つまり、そもそも「しんそく」で連続攻撃できなければ大した火力は出ないということです。そのため、操作精度・慣れ・わざの理解などを深めてミスしないようにすることが、1vs1に勝つ秘訣であると言えます。上述の”「しんそく」使い方集 コンボ:1vs1″にて紹介したコンボは、1vs1における最高火力です。この動きを体に覚えさせて、何も考えなくても出せるようになれば、1vs1の勝率も上がることでしょう。
1vs多

単独で複数の相手と接敵した場合、基本応戦していきましょう。
「しんそく」ルカリオは、敵が複数居てこそ真価を発揮します。ユナイトわざ始動でガンガン攻めて行きましょう。この際も、アタッカーから落としにかかることを忘れずに。相手に妨害わざ持ちがいる場合はあらかじめ「なんでもなおし」を使って妨害無効状態を付与しておきましょう。

ちなみに、「しんそく」ルカリオはレベル5の時点で既に1vs多を得意とします。相手が密集していれば、ガンクが来ようともお構いなしに崩壊させるほどの破壊力です。自分でルカリオを使う分には存分にこの性能を活かせば良いですが、相手に上手いルカリオが居ると警戒した方が良いでしょう。
集団戦

集団戦でのルカリオの役割は、やはり敵を倒すことと、その機動力で手負いの相手を逃さないようにすることです。
相手が密集した陣形ならば、味方の先陣を切って「しんそく」で暴れまわりましょう。(ゴール内に篭っている場合は無理に攻める必要はありません。)
相手がばらついた陣形の場合は、少し攻めづらい状況です。そんな時は味方が引き付けるのを待ちながら、中距離で様子見しましょう。相手が集まった瞬間が勝負するタイミングなので、くれぐれも見逃さず、「しんそく」を当てられるくらいの中距離をキープしましょう。
相手集団に「しんそく」を何発当てられるかが勝負の分かれ目です。場合によっては突撃するだけでなく、様子見することも重要です。
抑えておきたい立ち回りと注意点
ダンベルは小得点で回数稼ぎ |
「コメットパンチ」は相手を逃さないために使う |
前衛は経由するだけで良い スルーして後衛アタッカーを狙う |
![]() ミツハニーたちが湧くエリアでは「しんそく」を連打できる |
青い印がある相手に「しんそく」を命中させるとCT短縮 青い印の自然回復は9秒 |
「ボーンラッシュ」の攻撃判定を命中させると 青い印が回復する |
「ボーンラッシュ」の突き飛ばし判定が命中しても 青い印は回復しない |
ユナイトわざは至近距離の方が高火力 |