当記事はポケモンユナイトにおけるおすすめキャラを紹介しています。
特に、ソロ・ランクで活躍できるキャラを中心として解説していますので、ライセンス購入・キャラ選択の際にお役立てください。
はじめに

まずこの記事は、勝ちたい人がキャラピックに悩んだ時のための記事です。
なのでそもそも、いわゆる弱キャラをおすすめするという選択肢がなく、弱キャラでも好きなキャラを使いたいというポリシーを持った方にはお力になれませんことをご了承ください。
さておき、一口に強キャラといっても、”強い”は色々な方向で考えることができます。
例えばカビゴンであれば、「とうせんぼう」で相手を壁と挟んで長時間拘束したり、ルカリオであれば、「しんそく」の連撃で悉くを倒し尽くしたりと、各キャラごとの強みによって大きく異なります。
ただ、前例の2匹はいわゆる”人を選ぶ系”のポケモンで、その強さを最大限に引き出せなければ平凡です。
要するに、向き不向きがしっかり反映されやすいということです。
そのようなキャラを紹介したとすれば、「強く使うには上手くなってください」としか言い様がなくなります。
なので今回は、そういった”上手ければ強い系”のキャラを排除して、使いやすさ・強さ・安定感の3つを持ったキャラをおすすめキャラとして紹介いたします。
おすすめキャラ
カイリキー

主な強み
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使いやすさ

カイリキーの戦術は基本的に、「ばくれつパンチ」→強化攻撃→「インファイト」のみです。
この戦法で奇襲攻撃を主体としつつも、時には力押しや援護などをこなして柔軟に立ち回るキャラです。
様々な状況に対応できる柔軟さを持ち合わせながら、操作面・立ち回りともに同じコンボを使っていれば強力です。
つまり、タイミングとHPさえしっかりと管理していれば、操作面での“状況対応能力”はあまり求められないということです。
わざ範囲の広さ・妨害無効・単純な操作も相まって、使いやすさが抜群となっております。
ユナイトわざは基本的に集団戦で使っていれば有効に働きますし、アタッカーを狙えば確実にワンピックを狙える性能です。
これらを総合的に考えますと、カイリキーは“操作が単純かつ、しっかりとポテンシャルを発揮できるキャラ”であると言えます。
強さ

カイリキーは火力・妨害・耐久力・移動力といった点が単純に優秀であると同時に、ユナイトわざによる爆発力・逆転力を備えています。
平常時は、先の戦術で十分に戦うことができ、射程距離以外は露骨な弱点を持ちません。
さらに、ユナイトわざ発動時は5人抜きも夢ではない爆発力と、相手の懐に入り込む機動力を持ちます。
また、明確な不利対面が存在せず、誰が相手であってもある程度戦うことができます。
すなわちカイリキーは、安定感と破壊力を高度に両立できているキャラであり、常に活躍できる可能性を秘めているということです。
安定感

カイリキーは様々なシーンで安定感があります。
序盤のワンリキーは目立って強い点はありませんが、ゴーリキーになれば十分に交戦できます。
カイリキーになれば、先述の通り安定感と破壊力を得ることができ、強キャラとしての性能を身につけます。
ステータスやわざの安定感はもちろん、人数状況の変動にも柔軟に対応できます。
少数戦・集団戦ともに得意であり、味方の支援までこなします。何より、操作性がとても単純で攻撃を命中させる難易度も高くありません。
こうした要素がカイリキーの安定感を担保し、使いやすさにに拍車をかけることとなっています。
もちものについて
もうこうダンベル | ちからのハチマキ | 自由枠 | スピーダー | |
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カイリキーの扱いに慣れてきましたら、「スピーダー」と「もうこうダンベル」を採用することをおすすめします。
「もうこうダンベル」を採用することで、平常時の微妙な火力不足を補いつつ、ユナイトわざの破壊力をさらに押し上げることができます。
「スピーダー」に関しては、ダンベルを溜めやすくするために採用を勧めています。
ダンベル型の利点は何と言っても、味方に頼る必要性が小さくなる点です。
ソロランクの難儀な要素は、味方と100%の連携が期待できないということ。
では、いっそのこと味方に頼らなくても良いビルドにしてしまえば、勝率も安定するというものです。
なので、カイリキーの扱いに慣れてきたら、ぜひ「もうこうダンベル」を持たせてみて下さい。
ピカチュウ

主な強み
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使いやすさ

ピカチュウは、あらゆるわざが扱いやすく、わざ毎に明確な役割が決まっています。
妨害を織り交ぜながらわざを回転させ、コンスタントに火力を稼ぐ器用な遠隔アタッカーです。
基本的に、わざを撃つ以外の攻撃手段がありませんが、だからこそ操作が単純であり、安定して火力を稼ぐことができます。
中でも「エレキボール」と「ボルテッカー」は必中なので、操作感のストレスは全く感じさせません。
ミスの心配なく、無難に火力を出していける点はピカチュウの最大の長所であると言えるでしょう。
また、「10まんボルト」と「ボルテッカー」は、遠隔アタッカーとは思えない拘束力を誇り、味方の援護役として立ち回ることもできます。
至近距離まで詰められるとめっぽう弱いという点には気をつけて立ち回らなければいけませんが、やるべきこと・立つべき位置が明確になりやすいので、混乱せずに立ち回れることでしょう。
強さ

ピカチュウは、どのようなシーンでも安定して強みを発揮できるキャラですが、特にユナイトわざを発動できるレベルになると大きな影響力を持つようになります。
このユナイトわざの強い点は、発動後は並行して別の行動ができるという点です。
広範囲をノーモーションで攻撃しながらわざを発動できるので、相手を捕まえながらとてつもないDPSを発揮することができます。
集団戦における殲滅能力が特に優秀であり、遠隔アタッカーとは思えないバースト性能を以って、時にはチームのメイン火力として動くこともできます。
強力な点はこれだけでなく、溜まりやすいという点も評価できます。
前述のバースト力を持っておきながら、しっかりと野生を狩れば1分そこらで溜めることができる回転率まであり、意識すれば毎回の集団戦に持ち込むことができます。
このように、ユナイトわざの驚異の性能がピカチュウの最大の強みとなっています。
安定感

ピカチュウは序盤から一貫して安定感を保っているキャラです。
その要素の1つとして、成長が早いという点が挙げられます。
Lv.4で強力な攻撃わざ、Lv.6で強力な妨害わざを覚えることができます。
つまり、レーン戦の序盤で早くも活躍できる性能になるということであり、その成長の速さで相手をマウントすることができます。
そしてもう1つとして、常に優秀な妨害手段を持っているという点が挙げられます。
最序盤から必中で移動不能を付与する「エレキネット」、そしてLv.6でスタンを与える「10まんボルト」か必中かつ拘束の「ボルテッカー」を覚えることができます。
これらのいずれも妨害として高水準な性能であり、これが最初から発動できるという点で、安定した立ち回りが可能なのです。
前述にもある通り、ピカチュウは距離を詰められることを苦手としますが、不用意に相手に近づかなければそこまで苦労することはありません。
実際にピカチュウを使う場合は、この弱点に対して一番に神経を尖らせて立ち回ることを心がけましょう。
もちものについて
エナジーアンプ | おたすけバリア | こだわりメガネ | 防御系 |
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基本はこの3つで良いと思います。
特に注目したいもちものは、「エナジーアンプ」です。
これを採用することによって、ユナイトわざ発動時の火力を大きく上昇させることができます。
もともとある火力に加えて「エナジーアンプ」を採用することで、さらにバースト力を高め、不利な状況でもひっくりかえす逆転力を与えます。
バトルアイテムに関しては、防御につながるアイテムが安定します。
「スピーダー」なら相手の「どんそくスモーク」に対する回答になりますし、寄りが早くなります。
「だっしゅつボタン」なら瞬間的に距離を稼ぐことができ、攻撃距離との噛み合っています。
基本はこのうちから1つ選ぶ形で良いでしょう。
フシギバナ

主な強み
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使いやすさ

フシギバナは「はなびらのまい」の機動力上昇で相手を追い回しながら、範囲攻撃で火力を稼ぐ中距離アタッカーです。
この際、通常攻撃や「ギガドレイン」を並行して放つことにより、継続的にダメージを与え続けることができます。
操作こそまあまあ忙しいですが、実際にやっていることといえば”追いかけること“と”攻撃し続けること“の2つのみです。
もう少し分解しますと、「はなびらのまい」の範囲内に巻き込めるよう追いかけながら、通常攻撃を連打しつつ、適宜「ギガドレイン」を放つ、この3つの操作をこなせれば良いです。
また、ユナイトわざ以外の攻撃は、神経質に方向指定する必要がありませんし、体力・立ち位置・人数状況など、考えることは最低限で済みます。
そこに加えて、「ギガドレイン」のダメージ軽減効果について意識していれば、安定した立ち回りが可能です。
考えることが少なく、性能面でも申し分ない強さなので、扱いやすさは十分に備えていると言えます。
強さ

フシギバナは、「ギガドレイン」と「はなびらのまい」が揃った時点で、十分に戦闘をこなすことができるようになります。
中でも、「ギガドレイン」を相手に命中させた時に付与されるダメージ軽減効果が極めて強力で、その効果中はアタッカーとは思えないほどの耐久力を持ちます。
これをタイミングよく放って、相手のわざを受け流しながら攻撃し続けるのがフシギバナの戦闘スタイルとなっています。
すなわちこのキャラは、攻撃に参加しながら相手のわざを受け止め、味方が受けるダメージを吸いとることができるわけです。
分かりやすく言えば、アタッカーとタンクを兼業できるキャラであるということです。
粘り強く前線を張りながら、攻撃までこなすという点が、このキャラの最大の強みとなっています。
安定感

フシギバナは、「はなびらのまい」を覚える以前と以降で戦闘スタイルが大きく異なりますが、安定感は十分にあります。
「はなびらのまい」を覚える以前は前に出られる性能ではありませんが、その代わりに優秀な射程距離を持ちます。
不用意に相手に近づくことなく堅実に立ち回れば、安定した立ち回りが可能です。
また、進化前であっても強化攻撃の火力は健在なので、純粋に遠隔アタッカーとしての活躍に期待できます。
「はなびらのまい」を覚えて以降は前述の通りなので、省略いたします。
さらにユナイトわざを覚えれば、平常時に足りないバースト力を発揮できるようになり、さらに破壊力を備えることとなります。
「はなびらのまい」以前と以降では、安定感のベクトルが異なりますが、序盤から終盤まで一貫して安定感があることに変わりはありません。
もちものについて
ちからのハチマキ | おたすけバリア | こだわりメガネ or きあいのハチマキ | なんでもなおし |
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特別な理由がなければ、このもちものを固定で良いと思います。
この内、特に優先して採用したいもちものは、「ちからのハチマキ」です。
フシギバナはわざで火力を稼ぐというよりは、強化攻撃をメインウェポンとして火力を稼ぐキャラです。
わざで踏ん張りながら、強化攻撃をメインとして立ち回る都合上、「ちからのハチマキ」は極めて優先度が高いもちものとなっています。
バトルアイテムも、「なんでもなおし」が安定択でしょう。
前提として、フシギバナは「ギガドレイン」を命中させてダメージ軽減を発動させなければ、大した耐久力はありません。
故に、妨害されて「ギガドレイン」が放てない状況に陥るのが最悪の展開となります。
プクリンやカビゴンなどに妨害されてまともに動けなくなると、その隙に簡単にKOされてしまいますので、妨害無効を付与できる「なんでもなおし」でケアする方向が安定するでしょう。
また、「どんそくスモーク」を踏むと「はなびらのまい」状態でもスロウが掛かるので、こちらもケアできる「なんでもなおし」が最善の選択かと思います。
ジュラルドン
※今回はより使いやすい「ラスターカノン」型を紹介しています。

主な強み
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使いやすさ

ジュラルドンは「ラスターカノン」の広範囲攻撃で制圧力に長ける中・遠距離アタッカーです。
この際、「ドラゴンテール」で距離を調整しながら攻撃でき、固定砲台的な動きをする割には移動にも対応できる優秀なキャラとなっています。
操作はとても簡単で、基本的には「ラスターカノン」発動後は通常攻撃を連打し、相手の移動に応じて「ドラゴンテール」で移動することのみです。
相手との距離感を慎重に調整すれば、一方的な攻撃が可能であり、攻撃のリスクも低いと言えます。
ユナイトわざも自身を中心とした円形の範囲攻撃なため、難しい操作や思考は要求されません。
操作が簡単なくせに驚異的な制圧力を発揮するので、扱いやすさは十分に備えていると言えます。
強さ

ジュラルドンは、「ラスターカノン」を覚えるLv.5の時点で、その強さを発揮できます。
Lv.5といえば、中央が1回目のガンクに向かうレベルですが、ジュラルドンが中央担当でガンクを行うことになると、その性能の高さから極めて有利な展開を作ることができます。
わかりやすく言うと、ゴールに逃げ込まれても無理やりこじ開けることができるほどです。
もちろん、Lv.5以降でもその強さは右肩上がりに上昇し続け、レベル的にマウントが取れている相手に簡単に負けることはなくなります。
ユナイトわざは火力こそ乏しいですが、地面に円形のダメージ判定を設置でき、そこをバリケードとした立ち回りができます。
無理やり踏みこえようものならそれなりのダメージが与えられ、突破されても距離を保てばリスクは低いです。
わざを使い切った後も、通常攻撃はある程度火力を稼ぐ手段となりますので、攻撃面に関して弱い点はおおよそ見つからないと言っても良い性能をしています。
一方的かつ恒常的なダメージが与えられる「ラスターカノン」、それを補填し小回りを効かせる「ドラゴンテール」、わざがなくなっても有効打となる通常攻撃など、圧倒的な攻撃性能がこのキャラの強みとなっています。
安定感

ジュラルドンは序盤の安定感まで備えるキャラです。
最序盤に覚えるわざは決して強いとはいえませんが、通常攻撃が強い分そこまで気になりません。
そしてなんと言っても、Lv.5で「ラスターカノン」を覚えるという点がジュラルドンの安定感を押し上げることとなっています。
早い段階で強力なわざを覚えるため、中央エリアでなくともある程度強力な立ち回りが行え、柔軟な対応が可能となっています。
「ドラゴンテール」を覚えればより攻撃性と防御性が向上し、遠隔アタッカーとしては十分な立ち回りの強さを獲得することとなります。
さらに言うと操作面での安定感もあり、基本的にミスすることも少ないキャラであるとも言えます。
防御面に関しては、ステータス的に決して強いとは言えません。
ですが、その射程距離の長さや小回りの効く立ち回りで、防御面の不安定さを補うことが十分に可能となっています。
最初からある程度強い立ち回りが、成長していくごとにさらに強化されていくため、安定感も抜群にあると言えます。
もちものについて
ちからのハチマキ | おたすけバリア | ピントレンズ | だっしゅつボタン |
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もちものはこのセットでほぼ固定かと思います。
「ちからのハチマキ」と「ピントレンズ」の攻撃系を両採用ということで、防御面に不安を感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、正直その点は「ドラゴンテール」でなんとかなります。
また、特性の「ヘヴィメタル」でつきとばしやふきとばしを一度無効にできるという点もあり、必要以上に防御に寄せる必要はないです。
「だっしゅつボタン」に関しては、「ラスターカノン」中に移動できるという点が、攻防ともにとても強力なため採用しております。
まとめ
今回は、”簡単かつ強いキャラ”を紹介しました。
内容を読んでいただくと、それは”使いこなせるまでに時間がかからないキャラ”であるということはお分かりかと思います。
つまりこれは、何も考えずに使えるというわけではなく、いずれもそれぞれ抑えるべき点があります。
カイリキーは距離を取られるのが苦手ですし、ピカチュウは距離を詰められるのが苦手です。
フシギバナは妨害で止められ続けるのが苦手ですし、ジュラルドンは奇襲には弱いです。
これらのキャラを使う場合は、そういった最低限抑えるべきポイントはしっかり意識して、使いこなせるようにしてください。
そうすることで、安定して勝利することができるでしょう。