当記事は、ポケモンユナイトにおけるもちものである、「ものしりメガネ」と「しんげきメガネ」、そして「こだわりメガネ」に関する記事です。
今回は、これらの違いをまとめた上で、どのようなビルドに適したもちものかを解説していきます。
3種のメガネ:概要

「ものしりメガネ」・「しんげきメガネ」・「こだわりメガネ」と、とくこうを増強するもちものは以上の3つ存在します。
いずれも特攻を強化するという面では同じなのですが、組み合わせによってビルドの方向性がかなり異なります。
では、まずはこれらの効果をまとめていきましょう。
ものしりメガネ

ものしりメガネ(グレード20)
特攻が7%上がる
特攻 +29
しんげきメガネ

しんげきメガネ(グレード20)
ゴールを決めると、特攻が16上がる。
特攻 +16
こだわりメガネ

こだわりメガネ(グレード20)
わざ命中時に60以上の追加ダメージを1回与える。
追加ダメージ量は特攻が高いほど多くなる。
特攻 +29
効果の比較
まず、「ものしりメガネ」についてですが、このもちものは手堅く特攻値を上昇させることに長けたもちものです。
付加効果による上昇に加え、特攻値を7%と割合で強化します。
すなわち、元々の特攻値が高ければ高いほど大きな恩恵を受けられるということになります。
続いて、「しんげきメガネ」ですが、このもちものはリスクを伴うものの、うまくいけば最も大きく特攻値を上昇させることができるもちものです。
付加効果による上昇は低めですが、ゴールを決める度に16ずつ特攻値を上昇させることができ、合計で112もの上乗せが可能です。
ただ、特攻キャラで移動わざが優秀なキャラというのは非常に少なく、6度のゴールを決めるのは正直難しいので、3つの中では最も敷居の高いもちものであると言えます。
そして、「こだわりメガネ」ですが、このもちものは特攻値の上昇こそ少ないものの、その代わりにわざに追加ダメージを付与することができるもちものです。
クールダウンは8秒で、追加ダメージは特攻値が高ければ高いほど大きくなります。
単発わざを中心にして戦う特攻キャラたちにとっては、極めて扱いやすいもちものとなっています。
数値の比較:単体
では、3種のメガネを実際のダメージ量ごとに見てみましょう。
比較方法は、ピカチュウ(Lv.9)に各種メガネを持たせて「エレキボール」を放つというものです。
メガネ以外は何も持たせていませんので、数値に違いが出てきます。
ものしりメガネ

しんげきメガネ(0スタック)

しんげきメガネ(3スタック)

しんげきメガネ(6スタック)

こだわりメガネ

3種の中で、「こだわりメガネ」が頭一つ抜けてダメージが出ていることがわかります。
故に、このうち1つを採用するならば「こだわりメガネ」が安定択であると言えるでしょう。
特に、特攻アタッカーの火力増強に関しては他の選択肢が無いほどに優秀です。
メガネの採用に迷ったら、ひとまず「こだわりメガネ」を選択しておくと良いでしょう。
数値の比較:2つ
単体では「こだわりメガネ」の採用が安定であるということがわかりました。
では、2つのメガネを組み合わせたダメージ量を比較してみましょう。
比較方法は先ほどと同様です。
こだわり+ものしり

こだわり+しんげき(0スタック)

こだわり+しんげき(3スタック)

こだわり+しんげき(6スタック)

ものしり+しんげき(6スタック)

2つセットで採用する場合、こだわり+しんげき(6スタック)が最も火力が出ます。
上振れを狙って、最上級の火力を求める場合は、こだわり+しんげきのビルドを選びましょう。
無難に火力を出していくだけで十分だという方は、こだわり+ものしりのビルドを選びましょう。
とはいえ、特攻キャラでしんげきを最大限積むことは非常に難しく、安定感がある戦略とは言えません。
翻って、ものしりであれば持っているだけで勝手に火力が上がるので、安定感に関しては十分です。
どうしてもしんげきを採用したいという方以外は、こだわり+ものしりを選ぶべきでしょう。
ちなみに、ものしり+しんげきは6スタック溜めても引くほど弱いので、もちもの枠を2つ割く価値はありません。
タンクの場合
こだわり

しんげき(6スタック)

一応、特攻タンク筆頭のカメックスでも同様に試しましたが、やはり「こだわりメガネ」に軍配が上がります。
カメックスであれば、序盤からゴールを狙うことができるので、しんげきのスタックを溜めやすいキャラであることは間違いありません
しかしそれよりも、こだわりを持たせるだけで楽に火力が伸びるので、タンクであってもこだわりが頭一つ抜けて優秀であることがわかります。
多段ヒット系の場合
ここまでヒット数が少ないわざでの検証でしたが、ではヒット数が多いわざの場合はどうでしょう。
フシギバナの「はなびらのまい+」・「ギガドレイン+」と、カメックスの「こうそくスピン」と「しおふき」で検証してみました。
※こだわり(30)・ものしり(30)・しんげき(30)
フシギバナ
こだわり

ものしり

しんげき

それでもやはり「こだわりメガネ」の方が高火力であることがわかります。
単発の火力自体はものしりの方が高いのですが、追加ダメージによって合計はこだわりの方に軍配が上がります。
フシギバナの場合でも、こだわりを優先して採用すると良いでしょう。
カメックス
こだわり

ものしり

しんげき

カメックスは、例外的に「しんげきメガネ」の火力が最も高くなります。
翻って、「こだわりメガネ」の火力が最も低くなります。
こだわりは追加ダメージを与えてからはそれっきりですが、しんげきは単発ごとの火力を上昇させることができます。
「こうそくスピン」+「しおふき」はとてつもないヒット数を誇るので、その結果がしっかりと反映されていることになります。
ただ、しんげきは6回溜めるのにかなりのリスクが伴いますので、それを避けたいならばものしりでも十分といったところでしょう。
まとめ
特攻を強化するもちものは以上の3つがありますが、「こだわりメガネ」が抜群に扱いやすく、火力も伸びるので最もおすすめできるもちものとなります。
無論、相手の特防次第で威力も変わってきますが、とりあえずはこだわりを選ぶのが無難でしょう。
と言うより、こだわりはもはやメガネ界のバランスブレイカーなので、積極的に採用しましょう。
そして、3つの中から組み合わせるならば、こちらもこだわりを最優先で採用し、もう1つはキャラやプレイスタイルに合わせて採用するといった形です。
「こだわり+ものしり」は安定感に長け、「こだわり+しんげき」は上振れに期待できる、好みのビルドに調整しましょう。