当記事は、ポケモンユナイトでのプレイアブルキャラ「カメックス」の立ち回りとビルドの解説記事です。
カメックスの選択わざである、「こうそくスピン」を中心的に解説していますので、ぜひバトルでお役立てください。
基本情報

分類 | バトルアイテム | ルート適正 |
遠隔 ディフェンス型 とくしゅ | ![]() | ![]() ![]() |
成長ルート | ||
![]() | ||
基本性能 | ||
![]() |
わざ一覧と構成
わざ一覧
わざ・特性 | テキスト | CT |
通常攻撃 | 3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、命中時に連続ダメージを与え、相手のポケモン | / |
みずでっぽう | 水を噴き出して攻撃する。 | 9秒 |
ロケットずつき | 相手のポケモンに激しくぶつかっていき、行動できなくする。 | 10秒 |
ハイドロポンプ | 水を激しく噴き出して攻撃する。 | 8.5秒 |
しおふき | 潮を噴き出し、指定した場所へ範囲攻撃をする。 アップグレード後は、わざの与えるダメージが増加する。 | 7.5秒 |
なみのり | なみに乗って突撃し、当たった相手のポケモンを突き飛ばして行動できなくする。 アップグレード後は、わざの命中時にシールド効果を得られるようになる。 | 12秒 |
こうそくスピン | 体を高速回転させ、周りにいる相手のポケモンに継続ダメージを与える。 アップグレード後は、わざを使っているあいだ、防御および特防が上がるようにな | 11秒 |
ハイドロタイフーン | 回転しながら水を噴き出して攻撃し、広範囲にわたって相手のポケモンをふきとば | / |
げきりゅう | HPが半分以下のとき、攻撃と特攻が上がる。 | / |
わざ構成
わざ1 | わざ2 |
しおふき | こうそくスピン |
|
|
今回のもちもの構成
安定型 | ||
ちからのハチマキ | きあいのハチマキ | おたすけバリア |
![]() | ![]() | ![]() |
通常攻撃の威力と 速度アップ | HPが減った時に回復 | ユナイトわざ発動時に シールド獲得 |
わざ強化型 | ||
しんげきメガネ ものしりメガネ | きあいのハチマキ | おたすけバリア |
![]() ![]() | ![]() | ![]() |
ゴール回数に応じて 特攻をアップ 無条件で特攻をアップ | HPが減った時に回復 | ユナイトわざ発動時に シールド獲得 |
「ちからのハチマキ」を採用する理由ですが、序盤のレーン戦においてこのもちものは非常に活躍してくれます。
カメックスは、「こうそくスピン」を覚えていない段階では通常攻撃を主体として戦います。
この際、ハチマキの有無で火力が異なり、レーン戦の安定感に差が出ます。
無論、「ものしりメガネ」や「しんげきメガネ」を採用してわざの威力を底上げするという手もあり、特攻を上げるか通常攻撃のバリューを上げるかの二択になります。
ちなみに、どちらのメガネを採用するかは、「安定感のものしり」・「上振れ狙いのしんげき」といった形でしょう。
求められるテクニック
- 「こうそくスピン」の押し引き。
- 「ハイドロタイフーン」の当て勘。
- 強化攻撃を用いたわざ時間の管理。
基本的な立ち回り
防御面

カメックスは「こうそくスピン」と「しおふき」を組み合わせて、移動速度を上昇させながら範囲攻撃で暴れまわるタンクです。
タンクとは言っても、ヤドランとかオーロットのように硬派にダメージを受けるキャラというより、「こうそくスピン」の妨害軽減で相手の攻撃を受け流しながら、範囲攻撃で相手を攻め立てるという、アタッカー的な側面も強く持ちます。
また、「こうそくスピン」+「しおふき」で移動速度が上昇するため、HPが危なくなったら撤退することまででき、生存力も十分であると言えるでしょう。
そして、素のステータスが非常に高水準で、集団戦でも少人数戦でも活躍でき、まさに攻防一体と言って差し支えありません。
攻撃面

先述の通り、「こうそくスピン」型カメックスは攻防一体のキャラです。
特に、「こうそくスピン」下での「しおふき」は相手の妨害を軽減し、その移動速度と継続ダメージでしつこく相手を追い回します。
妨害軽減の時間が非常に長いため、相手の妨害をある程度耐えながら攻撃することができます。
さらに、ユナイトわざの「ハイドロタイフーン」は広範囲・ふきとばしを兼ね備えながら、溜まりやすいという性能です。
通常攻撃に関しても、火力こそ乏しいですが、強化攻撃に待ち時間短縮と移動速度低下がついているので、補助わざとしてかなり優秀です。
前を張って味方を守りながら、自身も攻撃に参加できるので、汎用的に活躍が期待できるキャラだと言えます。
わざ:しおふき

「しおふき」は指定した位置に2秒間の範囲攻撃を仕掛け、ダメージを与えるわざです。
このわざは、特にわざモーションと移動速度低下が魅力でしょう。
モーションは非常に短く、発生が早いので相手に命中させやすいわざとなっています。
また、発動後の隙も小さいので、すぐさま次の行動に移ることができます。
そして、命中させた相手の移動速度を低下させることができるので、その後の攻撃の起点となることでしょう。
ただし、「こうそくスピン」下での「しおふき」には移動速度低下効果はありませんので、覚えておきましょう。
わざ:こうそくスピン

「こうそくスピン」は発動から5秒程度甲羅にこもりながら回転し、範囲攻撃を行うわざです。
このわざは、やはり妨害無効と「しおふき」との組み合わせが魅力でしょう。
「こうそくスピン」は5秒程度継続するわざですが、その時間の全てが妨害軽減状態となります。
故に、相手が反撃として妨害わざを放って来ても、それを耐えながら攻撃することができるのです。
さらに、「しおふき」と組み合わせて放つと・範囲・火力・機動力を備えたわざへと昇華し、同時に「しおふき」の待ち時間を0にすることができるので、そういった意味でも組み合わせが抜群なわざです。
ちなみに、「こうそくスピン」+「しおふき」の発動は、連打ではなく長押しです。
連打すると途切れ途切れになって上手く機能しないので、注意しましょう。
ユナイトわざ:ハイドロタイフーン

ユナイトわざ「ハイドロタイフーン」は自身を中心に円形の範囲攻撃を仕掛けるわざです。
このわざは火力・範囲・ふきとばし・妨害無効・シールド獲得という、汎用性をかき集めて詰め込んだ強力なわざとなっています。
集団戦・少人数戦どちらでも有効に働くわざであり、このわざを主軸として戦略を組み立てることも少なくありません。
よって、このわざの発動タイミングは極めて重要であり、できることなら複数体の相手を巻き込める状況で放ちたいところです。
しかしながら、このわざは発動から発生までにタイムラグがあり、相手視点では避ける余裕があります。
なので、乱戦になったタイミングや、わざを使わせ切ったタイミングなどを狙って、できるだけ回避されない工夫をしてみましょう。
ちなみに、今回のビルドでは「おたすけバリア」を採用しているので、ユナイトわざと合わせて2つのシールドを獲得でき、その後の硬さも保証できます。
長所
「しおふき」の使い勝手が良い
「こうそくスピン」+「しおふき」で攻撃にも参加
「ハイドロタイフーン」の範囲・妨害・溜まりやすさが優秀
耐久力が素で高い
短所
最終進化がLv.9
「こうそくスピン」は妨害軽減
5/30(月)アップデートによる影響
「こうそくスピン」および「ハイドロタイフーン」が弱体化。
こうそくスピン | ハイドロタイフーン |
妨害無効 ↓ 妨害耐性 | 威力減少 (25%程度減少) |
これらの弱体化により、非常に立ち回りづらくなったと言えるでしょう。
まず「こうそくスピン」ですが、妨害耐性となったことにより攻防ともに機動力が大きく低下します。
また、リザードンやアマージョなどの、いわゆる掴み系のユナイトわざも通るようになり、間違いなく最強の座からは下ることとなるでしょう。
次に「ハイドロタイフーン」ですが、こちらは威力が大きく下がりました。
これまでより25%ほど与ダメージが低下し、これまでのような強大なダメージは与えられなくなります。
ただ、妨害・シールド獲得・範囲・溜まりやすさに関してはこれまで通りなので、強力なことには変わりないでしょう。
総合的に考えると、攻撃的な側面がかなり削られたので、これまでより「ディフェンス型」を意識して戦うことになるのではないでしょうか。
また、地味に「ハイドロポンプ」が強化されていますので、今後は「なみのり」型もちらほら現れるのではないでしょうか。
序盤のレーン戦

カメックスは、ゼニガメの状態でも「ロケットずつき」「みずでっぽう」と優秀なわざを持つため、序盤からガンガン戦うことができます。
「ロケットずつき」はやけに移動距離が長く、命中時に相手を一瞬行動不能にすることができますので、攻めにも守りにも使えるわざです。
そして、「みずでっぽう」はディフェンス型とは思えないほど手堅い火力があり、且つ相手の位置を動かすことがでるわざです。
したがって、「ロケットずつき」で相手の逃げ先に回り、「みずでっぽう」で火力を稼ぎつつ逃さない立ち回りが強力です。
ちなみに、今回「ちからのハチマキ」を採用していますが、これによって序盤の火力の無さをカバーしております。
1回目のオブジェクト

残り時間7:00になったら集団戦が始まりますが、基本は担当レーンでLv.7まで上げて集団戦で「こうそくスピン」を使えるようにしておきたいです。
しかし、「こうそくスピン」を覚えるまではファームが早いとは言えないので、少し時間を要する可能性があります。
とはいえ、集団戦においてLv.7未満のカメックスは無力も甚だしいので、多少時間を使ってでも経験値を集めたいところです。
集団戦では「こうそくスピン」を使って場を荒らすことが仕事になりますが、この際狙う相手をしっかり吟味しましょう。
カメックスの武器は「こうそくスピン」+「しおふき」であり、これは火力があるとは言え、耐久のある相手を削りきれるほどではありません。
なので、妨害軽減を活かしてできる限りアタッカーを直接殴りに行きましょう。
2,3回目のオブジェクト

2・3回目のオブジェクトは有利な方や先に出現する方に寄りましょう。
集団戦が起こる場合は、1回目とやることは変わりません。
アタッカーの排除に務めながら情報を奪い、味方が立ち回りやすくなるようにしましょう。
1回目との違いはユナイトわざの有無ですが、使う場合はできるだけ多くの相手を巻き込みたいです。
草むらや「こうそくスピン」の妨害無効で良い位置に立つことを意識しましょう。
また、「だっしゅつボタン」が使えるなら、ユナイトわざのモーション中に使うことができますので、相手の移動に合わせて逃さないことも可能です。
サンダー戦

サンダー戦でまず最初にすべきことは、味方の前に立って視界を確保することです。
サンダー戦において、最も生き残らなければならないのはアタッカーです。
アタッカーを先行させて中央に入ると、潜伏している相手に固められて開戦から人数不利になる可能性があります。
タンクであるカメックスは率先して相手の配置を明らかにする必要がありますし、いざという時は「こうそくスピン」で逃げることもできるので、率先して相手の配置を暴きに行きましょう。

ある程度乱戦状態になったら、頃合いを見てユナイトわざを使用します。
この時も、やはり複数ヒットを貪欲に狙っていきたいです。
例えばカメックスのユナイトわざで相手が止まっている隙に、ゲッコウガやフシギバナのユナイトわざを合わせたらどうなるでしょうか。
早い話、圧倒的な火力で何もさせずに崩壊させることができますよね。
なので、複数ヒットを狙う価値は高いです。
ただ、やはりソロランクの運命というべきか、相手がまとまって行動するタイミングも、味方がユナイトわざを合わせて放ってくれるかどうかも、各プレイヤーの理解度が影響するので不安定です。
複数ヒットを狙うこと自体は良いのですが、狙い過ぎて発動タイミングを見失うことだけは避けましょう。
空き時間

空き時間はできるだけユナイトわざのチャージに注ぎ込みましょう。
ここまででわかる通り、「ハイドロタイフーン」はかなり優秀なユナイトわざです。
それに、チャージにかかる時間もかなり短く、うまく管理すればバトル中4回発動も可能です。
なので、手が空き次第野生を狩りに行き、ユナイトわざのチャージを進めましょう。
サンダー戦までの目標レベルは「こうそくスピン+」を覚えるLv.13です。
人数別の立ち回り
1vs1

カメックスはタンクですが、1vs1も余裕で制します。
特に、ピカチュウ・エーフィ・サーナイト・フーパ・ジュラルドン・ジュナイパー等は絶好の相手で、「こうそくスピン」+「しおふき」でKOを狙うことができます。
これらの機動力が乏しい相手と1vs1で鉢合わせたら、積極的に交戦しても良いでしょう。
一方で、ゲッコウガ・エースバーン・ガブリアス・ファイアロー(そらをとぶ)・ゲンガー(たたりめ)等は、通常攻撃ないしわざで反撃してくる可能性があります。
そうなると、単純な火力レースで負ける可能性がありますので、HP状況を見つつ交戦するかどうかを判断しましょう。
1vs多

HP状況や位置的に有利を取っていれば、1vs多でも勝利することは可能です。
あるいは、ユナイトわざを持っていれば、有利がなくてもひっくり返せる可能性はあります。
カメックスのメインウェポンは、やはり広範囲であり妨害軽減を持つことが最大の武器です。
これを活かして相手の火力をKOすることができれば、あとは時間を稼ぎながらわざのリチャージを待てば良いだけです。
そうすれば、耐久のあるカメックスがKOされるリスクがぐんと落ち、再びわざが上がれば返り討ちも狙えるでしょう。
集団戦

集団戦では、基本「こうそくスピン」で突入して相手の配置を暴きつつ、「しおふき」でHPを削ることが主な仕事です。
立ち位置としては、カメックスは先頭を切って行くタイプなので、味方が集まり次第恐れずに前に出ましょう。
この際気をつけるべきポイントは、ユナイトわざの有無によって押し引きを判断すべきだということです。
例えば、「こうそくスピン」でエントリーした場合、だいたい5秒後に妨害軽減が切れます。
その時にユナイトわざがなければ、妨害軽減が切れたタイミングで袋叩きにされること間違いありません。
一方で、ユナイトわざを持っている場合、妨害軽減が切れたタイミングからシールドを獲得しつつ、もう一押し攻撃に転じることができます。
つまり、ユナイトわざがなければ突っ込み過ぎず生き残ることを最優先すべきですし、ユナイトわざがあれば多少無理に突っ込んでもKOが狙えるということになります。
なので、ユナイトわざの有無によって立ち回りの大胆さをコントロールしていく方が良いでしょう。