当記事は、ポケモンユナイトに登場するプレイアブルキャラ「カイリュー」の立ち回りとビルドの解説記事です。
カイリューの選択わざである「はかいこうせん」を中心的に解説していますので、ぜひ攻略のヒントとして活用してください。
基本情報

分類 | バトルアイテム | ルート適正 |
遠隔 バランス型 ぶつり | ![]() ![]() ![]() | |
成長ルート | ||
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基本性能 | ||
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わざ一覧と構成
わざ一覧
わざ・特性 | テキスト | CT | |
通常攻撃 | ![]() | 3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、前方に水を噴き出す。 | / |
![]() | 3回目の通常攻撃は強化攻撃となる。 | ||
![]() | 3回目の通常攻撃は強化攻撃となる。 | ||
たつまき | 竜巻を起こし指定した方向に放つ。 | 7.5秒 | |
りゅうのいぶき | 前指定した方向に強く息を吐き出し攻撃する。 | 7.5秒 | |
りゅうのまい | 指定した場所まで、躍るような動きで移動する。 | 5秒 | |
しんそく | 指定した相手のポケモンに飛びかかってふきとばし、範囲内にいる相手のポケモンへ | 9秒 | |
はかいこうせん | 相手のポケモンを指定し、光線を発射する準備に入る。 | 8秒 | |
げきりん | 暴れまくって攻撃する。 | 8秒 | |
りゅうせいラッシュ | 着地の場所を指定すると、空高く舞いあがってからいくつもの隕石とともにその場所 | / | |
ふしぎなうろこ | | 状態異常になったとき、防御が上がる。 | / |
マルチスケイル | ![]() | 受けるダメージが少しのあいだ軽減する。(2.5秒) | 15秒 |
わざ構成
わざ1 | わざ2 |
りゅうのまい | はかいこうせん |
|
|
もちもの編成例
パターン1:安定型 | ||
きあいのハチマキ | おたすけバリア | ちからのハチマキ |
![]() | ![]() | ![]() |
回復効果で立ち回り 安定化 | ユナイトわざ発動時に自身と 味方1人にシールド付与 | 通常攻撃の威力と 速度アップ |
パターン2: 通常攻撃特化型 | ||
ピントレンズ | おたすけバリア | ちからのハチマキ |
![]() | ![]() | ![]() |
急所率・急所威力アップ | ユナイトわざ発動時に自身と 味方1人にシールド付与 | 通常攻撃の威力と 速度アップ |
立ち回り
攻撃面

はかいこうせん型カイリューは、相手との距離を取りつつ破壊力のあるわざを放てる、中距離アタッカーです。
「りゅうのまい」と通常攻撃を繰り返してスタックを溜め、3段階目の「はかいこうせん」で超火力を押し付けるという戦闘スタイルが得意です。
また、電気の強化攻撃が特に優秀で、相手を中距離からスタンさせることができます。
3種の強化攻撃が順番にローテーションするという性質上、通常攻撃を素早く回転させることも、カイリューの立ち回りを強固なものにします。
わざ

「りゅうのまい」は指定した方向に移動しながら与ダメ・攻撃速度・移動速度を上昇させ、さらに通常攻撃を命中させる毎にCTが短縮されます。
つまり、移動して相手との距離を調整しつつ、通常攻撃で火力とスタックを稼ぐのが基本です。
そして3段階積んだ後に「はかいこうせん」を放ち、軽くとも相手に致命傷を負わせるという動きが強力です。
ユナイトわざ

ユナイトわざ「りゅうせいラッシュ」は、広範囲・つきとばし・長射程という要素を備えており、ユナイトわざの中でも抜群に強いです。
そこに加えて、ゲージ消費を抑えることができるという点が、その強さに拍車をかけています。
通常は100%で1回の発動なのに対し、カイリューは移動距離を制限すれば最小で50%の消費に抑えることができます。
すなわち、少し野生を狩れば即座にリチャージすることできるのです。
しっかり管理すればバトルを通して何度も発動することが可能であり、間違いなくこの性質が強力たらしめる所以の1つです。
さらなる強みとして、弱点を利用できるという点が挙げられます。
前提として「りゅうせいラッシュ」は発動から攻撃発生までが非常に遅く、避けられやすいという点が弱点であると言えます。
しかし、その避けられやすさを逆手に取って相手に回避動作を強要し、ゾーニングすることができます。
つまり上手く使うことができれば、相手は避けると状況不利になるが、避けなければダメージや妨害を食らうという状況に追い込まれるわけです。
また、発生が遅い点も活かすことができます。
相手のHPが削れて逃げる動作をとった時、その逃げ先にユナイトわざを置いておけば退路を大きく制限することができます。
こちらでも、逃げ続けたらユナイトわざを食らうが、逃げなければ倒されるという状況に追い込むことができるのです。
避けられやすい・発生が遅いという短所も、使い方次第では長所にすることができます。
付け加えておくと、カイリューはほぼ常にユナイトわざを保持し、集団戦が起こる度に「おたすけバリア」を発動する動きがとてつもなく強力です。
そのため、滅多なことがない限り100%消費のユナイトわざは控え、常に使えるようにしておきましょう。
防御面

カイリューは耐久力もそこそこあり、粘り強く戦うことができます。
特に、とくせい「マルチスケイル」発動時はディフェンス型並みに硬く、並大抵の攻撃では大したダメージにはなりません。
さらに、「おたすけバリア」を持たせれば、ユナイトわざ発動時にシールドを獲得できるので、いざという時の生存力もあります。
「りゅうのまい」による機動力と、遠隔型という戦闘スタイルも相まって、カイリューは非常に堅牢キャラであると言えます。
長所:
距離をとりながら圧倒的な火力を押し付けることができる。
ユナイトわざの回転速度が早い。
高度にバランスが取れたステータスを持つ。
CTの短い「りゅうのまい」による機動力。
短所:
進化前は目立って強い点がない。
射程が短い。
時間別の立ち回り
中央に行く場合の立ち回りはは他のキャラと特に変わらないので、省略いたします。
ちなみに、中央を2周するだけではレベル8になれず、カイリュー進化できません。そのデメリットをどう乗り越えるかが、鍵となります。
序盤のレーン戦

ミニリュウの時点では目立って強い点はなく、あまり攻めた動きはできません。
ですが、「りゅうのいぶき」のラストヒット性能は高く、比較的経験値は稼ぎやすいです。
レベル5でハクリューに進化できるので、それまでは前のめりになりすぎないようにしましょう。

ハクリューになると、強化攻撃に電気が追加され、かつ「りゅうのまい」を覚えることができ、立ち回りが格段に強化されます。
中でも電気の強化攻撃は相手をスタンさせる効果があり、その後のレーン戦が安定するようになります。
とは言え、まだまだ火力があるわけではないので、無理せず守備的な立ち回りを徹底しましょう。
味方のガンクがやってきた場合は、動きを合わせて支援しに行きましょう。
この際、電気の強化攻撃は非常に有効です。
レーン選択は、下をおすすめします。理由は単純に、タブンネの経験値が高いからの一言に尽きます。
カイリューの「はかいこうせん」やユナイトわざは、大きな影響力を持ちます。
したがって、カイリューになれるまでは、一時もレベル上げを忘れてはいけません。
1回目のオブジェクト(7:00)

残り時間7:00になったら集団戦が始まります。
7:00時点では大抵ハクリューの状態で集団戦に参戦することになりますので、慎重に立ち回りましょう。
ここでできることは、主に後方支援のみです。
味方の中央ポケモンに合わせて、後ろから通常攻撃を連打しましょう。
ハクリューの強化攻撃は水・電気の2種を交互に放ちます。
なので、「りゅうのまい」で適宜攻撃速度を挙げつつ、電気の回数をなるべく増やすようにすると、味方も火力を出しやすいです。
2,3回目のオブジェクト

2回目のオブジェクトは有利な方や先に出現する方に寄りましょう。
集団戦が発生する場合は、ユナイトわざの使い方が勝敗を分けます。
先述の通り、カイリューのユナイトわざは非常にゾーニングが得意です。
相手の前衛と後衛のちょうど間くらいに放つと、回避動作を誘い、うまく分断できます。
分断して浮いた相手から囲んで倒していくと、集団戦の安定感が高まるでしょう。
あるいは、あらかじめ相手を削っておいて、逃げようとしたところにユナイトわざを置いておくという戦略もアリです。状況を見て選びましょう。

ちなみに、ロトムを獲得して相手ゴールに押し込む際、カイリューがいれば非常に成功率が上がります。詳細は後述しますが、とにかくカイリューが押し込みに向かってあげる価値は非常に高いです。
手が空いていれば必ず向かってあげましょう。
ただ、そんなカイリューといえども単独で押し込むことは難しいので、味方が周りにいないのであれば諦めて退きましょう。
サンダー戦

サンダー戦でも、カイリューの動きの基本はこれまでと変わりません。中距離から「りゅうのまい」と通常攻撃で火力とスタッツを稼ぎ、「はかいこうせん」で火力を叩き出します。
そして、通常通りに5vs5の集団戦が起これば、ユナイトわざの使い道は2つあります。
どちらを使うかは、味方にタンクが務まるキャラがいるかどうかが判断材料となります。
- 自分か味方の体力が少なくなり、「おたすけバリア」のためにユナイトわざを使う
- ゾーニングで相手を分断するために使う
居る場合はaのパターンで、HPが少ない自身や味方を守る目的がメインとなりますので、ここぞという場面で放ちましょう。
居ない場合はbのパターンで、早い段階で相手の集団に向けて放ち、「おたすけバリア」と「マルチスケイル」をまといながら相手の分断を仕掛けます。
サンダー戦においてもユナイトわざのゾーニング性能はやはり破格で、相手を大きく動かすことができます。
ここで分断して人数有利ができれば、集団戦が非常に有利になります。
ちなみに、焦ってユナイトわざを連打で放とうとすると、あらぬ方向に飛んでいってしまうことがあるので、有効に使いたい場合は体力的に余裕があるうちに放ちましょう。

また、カイリューの「はかいこうせん」はタイミングが計りやすく、一発の火力も高いので、スティールできる可能性があります。
どうしようもなく劣勢な場合は狙ってみても良いでしょう。
なお、ユナイトわざによるスティールも狙えるには狙えますが、博打のようなスティールに賭けるよりは集団戦の立ち回りで使う方がはるかに勝ちやすいので、ここでは推奨しておりません。
空き時間

空き時間は全てユナイトわざのチャージにつぎ込みましょう。
カイリューのユナイトわざを100%消費で使うことはほとんどなく、集団戦の合間合間に少し野生を狩ればすぐに溜まります。
当然、毎回の集団戦にユナイトわざを持ち込むことが最適解なので、都度リチャージする意識は持っておきましょう。オススメスポットはミツハニーやヘイガニの出現地点です。
サンダー戦までの目標は、「はかいこうせん+」を覚えるLv.13ですが、高ければ高いほど良いのでレベル上げも怠らないようにしましょう。

また、万が一空き時間に接敵した場合に備えて、野生を使って「りゅうのまい」を積んでおくと、火力レースで勝利しやすくなります。
例えば、あらかじめ3積みで接敵したとするなら、いきなり「はかいこうせん」を最大火力で放つことができます。
「はかいこうせん」の火力は、大体のポケモンのHPを半分以上は削ることができるので、備えておく価値は十分にあるでしょう。
人数別の立ち回り
1vs1

1vs1の状況になった際は基本、「りゅうのまい」で撤退することをおすすめします。
理由はいくつかありますが、1から「りゅうのまい」を溜める必要がある場合は必然的に火力を出せるまでが遅くなります。
したがって、肉弾戦になりやすい1vs1は避けたほうが良いという判断になります。
例外として、野生への攻撃で「りゅうのまい」のスタックが十分に溜まっている状態で接敵した場合は、応戦しても良いでしょう。
この場合ならば、開幕から大きなアドバンテージがあるので、流石に対応可能です。
ただ、「はかいこうせん」を外してしまった場合は、確実に勝てるかどうか怪しくなりますので、撤退を視野に入れましょう。
1vs多

地形や体力などの何かしらで有利をとっていない限り、応戦しない方が無難です。
有利をとって応戦する場合は、変わらず「りゅうのまい」3積みから「はかいこうせん」で戦います。
しかし、複数体を倒しきるほどの破壊力は持ち合わせていないので、時間稼ぎ気味に動くことをおすすめします。
「りゅうのまい」やユナイトわざで、できる限り時間を稼いで味方の援護を待って、人数有利を緩和してから戦うと安定するでしょう。
集団戦

カイリューは集団戦が最も得意です。ユナイトわざによるゾーニングをはじめ、通常攻撃の射程、「はかいこうせん」の決定力、「マルチスケイル」の耐久力、「りゅうのまい」の機動力、これらの全てが集団戦において有効に働きます。
オブジェクト周りの集団戦の場合、特にゾーニングが極めて優秀です。この点は、”サンダー戦”の解説にて記した通りなので、省略します。

そしてカイリューは、相手のゴール防衛を崩しに行く際の集団戦が最も得意です。
ゴール防衛の際、大抵相手はゴール内に固まって防衛します。そうなると、「はかいこうせん」を複数体に命中させることができ、回復が追いつかないほどのとてつもない破壊力を発揮します。
また、ゴール全体を覆い尽くすユナイトわざも非常に有効で、たとえ相手が全力で防衛しようとも、火力でねじ伏せることができます。