当記事は、ポケモンユナイトでのプレイアブルキャラ「ジュナイパー」の立ち回りとビルドの解説記事です。
ジュナイパーの選択わざである「はっぱカッター」を中心的に解説していますので、ぜひ攻略のヒントとして活用してください。
基本情報

分類 | バトルアイテム | ルート適正 |
遠隔 アタック型 ぶつり | ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
成長ルート | ||
基本性能 | ||
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わざ一覧と構成
わざ一覧
わざ・特性 | テキスト | CT |
通常攻撃 | 通常攻撃が命中すると、少しのあいだ次の通常攻撃が速くなる効果を得られる。 | / |
このは | 指定した方向へはっぱを投げて攻撃する。 | 8秒 |
おどろかす | 相手のポケモンにダメージを与え、移動速度も少しのあいだ下げる。 | 8秒 |
はっぱカッター | はっぱを身にまとっている少しのあいだ、攻撃が上がる。 | 10秒 |
かげぬい | チャージ後、指定した方向へ矢羽根を発射する。 | 2秒 |
リーフストーム | とがったはっぱであらしを起こして攻撃する。 | 6秒 |
かげうち | 範囲内にいる相手のポケモン1匹に影を取りつかせ、ダメージを与えて移動速度と防 | 12秒 |
矢継早連撃 | 指定した方向へ矢羽根を連射し、相手のポケモンにダメージを与える。 | / |
えんかく | 遠くにいる相手のポケモンに与えるダメージが増加する。 | / |
わざ構成
わざ1 | わざ2 |
はっぱカッター | かげうち |
|
|
もちもの構成例
パターン1:安定型 | ||
おたすけバリア | ちからのハチマキ | ピントレンズ |
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自身と味方にシールド獲得で 集団戦を安定化 | 通常攻撃の威力と 速度をアップ | 通常攻撃の急所率と 急所威力をアップ |
パターン2:フルアタック型 | ||
もうこうダンベル | ちからのハチマキ | ピントレンズ |
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ゴール回数に応じて 攻撃力を大きく底上げ | 通常攻撃の威力と 速度をアップ | 通常攻撃の急所率と 急所威力をアップ |
求められるテクニック
- 相手との距離を測って、一方的に攻撃ができる距離感覚を持つこと
- 相手のわざの有無や対面の有利不利を見極め、攻守を転じる判断力を持つこと
- 味方と合わせる意識を持つこと
- 不利な勝負は絶対に挑まないこと
基本的な立ち回り
攻撃面

ジュナイパーは自分の攻撃距離の限界ギリギリに立ち、ひたすら通常攻撃を連打して火力を稼ぐ、典型的な中距離アタッカーです。
攻撃の際、「はっぱカッター」を絡めて通常攻撃の性能を飛躍的に向上させ、有無を言わせぬ火力で相手を真っ向から押しつぶすのを得意とします。
強化攻撃は特殊な仕様であり、放ってから一定時間経つまではずっと強化攻撃を放つことができます。
つまり、連打し続ける限りはいつまでも強化攻撃を放てるということであり、この仕様と「はっぱカッター」の拡張性、「かげうち」の防御ダウンを組み合わせることで、異次元の火力を生み出します。
メインウェポンが通常攻撃で、わざはそれを補佐する役割であると考えるとわかりやすいと思います。
通常攻撃が秀でているという点で、ジュナイパーの長所を活かすためには「ちからのハチマキ」と「ピントレンズ」は固定採用としても良いほど相性が良いです。
ちなみに、ダンベル型も紹介していますが、6回まで積むのはかなり難しいです。
しかし、2・3回積むだけでもとんでもない火力が出るので、上振れを期待する分には採用する価値が十分にあります。
わざ:はっぱカッター

「はっぱカッター」は少しのあいだ自身の攻撃・攻撃速度を上げつつ、攻撃範囲内の相手全てに通常攻撃が命中するようになります。
もともと強力な通常攻撃を、さらに強力に拡張するわざという認識で構わないでしょう。
通常攻撃をあらかじめ溜めておき、強化攻撃になった段階で「はっぱカッター」を起動して畳み掛けるという使い方が、最も総合火力に期待できる使い方となっています。
わざ:かげうち

「かげうち」は範囲内の相手に影を放って攻撃し、移動速度と防御をダウンさせます。
このわざの肝は必中という点で、範囲内であれば自動追尾で攻撃してくれます。
故に、相手を補足している必要がなく、範囲内に相手がいれば発動するだけで命中が保証されるということです。
草むらに隠れている相手をあぶり出すために使うこともでき、奇襲を警戒することができます。
自身の移動速度上昇も有用で、移動わざの代わりとしても使うことができます。
ユナイトわざ:矢継早連撃

ユナイトわざ「矢継早連撃」は、その場にとどまって無数の矢を放ち、視界の外まで届く超射程から低リスクに火力を押し付ける性質を持ちます。
防御面が不安なジュナイパーからすると、非常に理にかなったユナイトわざであり、同じく防御に不安を抱える相手キャラに対して集中砲火すると、一方的に決着をつけることさえ可能です。
巷では弱いと噂のこのユナイトわざですが、横幅・縦幅ともに広範囲を網羅することができ、総合的な火力も文句なしの数値なので、まともに使いこなせば十分に強力なユナイトわざとなっています。
ただ、知識として押さえておきたい点があるとするならば、このユナイトわざはキャンセルが可能だということです。
ユナイトわざ中でももちろんダメージを受けてしまいますので、囲まれると身動きが取れないままKOされることもあり得ます。
なので、発動後に相手が群がってきた場合には、すぐさまキャンセルして移動できるということは覚えておきましょう。
また、最後の一矢以外の連射は手前の相手1体のみにしか命中しないということも覚えておくと、うまく火力を出せるでしょう。
防御面

ジュナイパーが敬遠される最たる理由は、この防御面にあります。
中距離をキープする必要があるにも関わらず移動わざを持たないという点、ユナイトわざを自衛に使いづらいという点が、このキャラの難易度を上げてしまっているのです。
一応、「かげうち」の移動速度アップで逃げられないことはありませんが、これだけでは明らかに機動力不足です。
なので、当ビルドでは「スピーダー」を採用して戦線離脱性能を少しでも上げております。
「スピーダー」で100%安心というわけではありませんが、無いよりは随分マシな生存力にすることができます。
このように、生存力が致命的な弱点なので、このキャラを使うにあたって最も注意すべきことは立ち位置の調整です。
必要以上に前に出ず、かといって離れすぎずに攻撃を当て続けることが求められるわけです。
基本的には微妙な距離感で味方を壁にしておけば安心なのですが、壁を乗り越えてくるルカリオやファイアローには特に注意して立ち回る必要があります。
それらの天敵を見かけたら、攻撃を中止してでも生存することを優先しましょう。
また、先述の攻撃もちもの2つをほぼ固定と考えると、防御アイテムを持たせづらいです。
この点もジュナイパーの防御の薄さを際立たせています。
とはいえ、下手に防御アイテムを積んでしまうと、破壊力が失せてしまうので攻撃アイテムが安定ということに変わりはありません。

実はジュナイパーの防御面は、何も弱い点しかないわけではありません。
唯一強力な点は、通常攻撃に回復が付いているという点です。
数字だけ見ると大した回復ではないように見えますが、ジュナイパーの戦闘スタイルは先述の通り”通常攻撃をひたすら連打する”です。
すなわち、微量な回復量を無数に重ねることができるということです。
塵も積もればとはよく言ったもので、通常攻撃を止められさえしなければ、実は意外と悪くない防御性能をしているわけです。
長所
通常攻撃と「はっぱカッター」の火力が極めて強力。
ユナイトわざが低リスクで高火力。
「かげうち」の索敵とデバフが優秀。
通常攻撃の回復が戦法とかみ合っている。
ファームがとても早い。
短所
移動わざがない。(スピーダーで補填)
防御系もちものを持たせづらい。
中距離を保つ必要がある。
時間別の立ち回り
序盤のレーン戦

ジュナイパーは「はっぱカッター」と「かげうち」を覚えてからが本番ですので、モクロー・フクスローの段階では無理な立ち回りができません。
しかし、当ビルドは攻撃もちものに寄せていますので、レーン戦でもしっかりと火力が出ます。
故に、基本は野生より相手ポケモンへの攻撃を優先し、追い払ってから野生を狩りましょう。
KOが狙える場面はもちろん狙うべきなので、その際は「おどろかす」で移動速度低下を付与し、「このは」と通常攻撃の連打で火力を稼ぎましょう。
ちなみに、レーン戦でも先述のように舐められるので、もちものを攻撃に寄せると効果的に働きます。
レーン選択は、上下特に固定する必要はないですが、下の方が有益な場合が多いです。
理由は単純にタブンネの経験値で進化しやすいという一点のみです。
逆に、上に行くことで有益なことがほとんどないので、下を選ぶのは消去法とも言えます。
(ダンベルを狙うにしても、「スピーダー」だけでは逃げきれない場合がある。)
ちなみに、「はっぱカッター」を選ぶということで、一応は中央エリアを担当することもできます。
中央を譲られたら、ジュナイパーでも行けるということは押さえておきましょう。
1回目のオブジェクト

残り時間7:00になったら集団戦が始まりますが、基本は担当レーンでLv.7まで上げておきたいです。
ただ、カジリガメに重点を置きたい場合はLv.5か6での参戦もアリです。
その場合は、「おどろかす」の移動速度ダウンと「このは」の範囲攻撃くらいしかできることがないので、サポートに回りつつ野生の経験値を集めて進化を目指しましょう。
ジュナイパーになったら、「はっぱカッター」を覚えて通常攻撃の火力が飛躍的に上昇するので、チームのメイン火力となることができます。
「かげうち」まで覚えれば自衛も可能ですが、覚えていなければ前に出過ぎず、迎撃する体勢を心がけましょう。
立ち位置は自分の攻撃が届くギリギリの場所で、「はっぱカッター」は前述の通り強化攻撃が用意できた時点で使いましょう。
2,3回目のオブジェクト

2・3回目のオブジェクトは有利な方や先に出現する方に寄りましょう。
集団戦が起こる場合は、先ほどと変わらずに味方の後方に立ち、強化攻撃と「はっぱカッター」で攻撃しましょう。
味方が寄っていない場合は無駄に近寄らず、諦めることも肝要です。
ユナイトわざはロトムを押し込む際に使いたいところですが、集団戦で使ってしまっても構わないでしょう。
ただ、ジュナイパーのユナイトわざは溜まるのが遅い部類なので、時間をしっかり見て管理しましょう。
サンダー戦

サンダー戦でまず最初にすべきことは、ユナイトわざを安全に放てる場所を探すことです。
味方の後ろに隠れたり、壁を使ったりして相手と十分に距離をとって、攻撃を受けない場所から狙い撃ちます。
ここでは耐久力のないアタッカーを狙い、できればワンピック取ることを目標に攻撃しましょう。
このユナイトわざは相手のアタッカーを削ることが目的です。
返しのユナイトわざで逃げられたとしても、アタッカーのユナイトわざを消費させることには大きな意味があります。

ユナイトわざを打ち終わったら味方の集団に合流して、再び攻撃を仕掛けます。
ここでも基本に忠実に、味方の後ろに隠れながら強化攻撃と「はっぱカッター」で戦いましょう。
ポイントを挙げるならば、やはり味方に合流するということです。
この行動自体が自衛に繋がりますし、そこに浮いた相手がいれば容易く仕留められます。
集団を相手にする場合でも、「はっぱカッター」+通常攻撃の火力・回復・同時攻撃を最大限に活かすことができます。
よって、ユナイトわざを放ったあとは、すぐさま味方の集団に合流して行動することをおすすめします。
空き時間

空き時間はひたすらファームに注ぎ込みましょう。
ジュナイパーの攻撃は手数で押していくスタイルということで、1発1発の火力にレベルが影響してきます。
なので、レベル上げは極めて重要になってきます。
そして、ジュナイパーがファームすることの利点は、チームの総合火力が上がる以外にもあります。
それは、ジュナイパーのファームがとても素早いということです。
素早くファームできるということは、次に沸く速度も早くなるということなので、チームが得られる合計の経験値も増えるということです。
よって、空き時間にはファームを積極的に行いましょう。
サンダー戦までのレベルの目標は「かげうち+」を覚えるLv.13ではありますが、高ければ高いほど良いです。
人数別の立ち回り
1vs1

ジュナイパーの1vs1は、その耐久力の低さからギリギリの勝負になりやすいです。
かといって、火力は十分にあるので特段不得意というわけではなく、露骨に敗北することは少ないです。
しかし、あくまで五分五分の戦いができるというだけで、圧倒的に勝利できるというわけでもありません。
例えば、近接相手なら距離をとって範囲ギリギリで戦えば有利です。
ですが、その後は相手の移動わざ次第で有利にも不利にも転びます。
移動わざをかわすことができれば引き続き有利状況になるし、命中してしまえば大抵不利になります。
遠隔相手なら純粋な殴り合いになりますが、それもレベル差と相手のわざの精度次第といった感じです。
つまり、基本的に相手のわざをかわすことができれば有利になると思っていれば良いです。
故に、1vs1を挑むのならば「かげうち」や「スピーダー」でわざをかわす準備をしておいた方が良いです。
ただ、やはりジュナイパーは味方がダメージを吸ってくれる状況が一番活躍できるので、極力1vs1は避けることをおすすめします。
ちなみに、「プラスパワー」を採用するならば回避はしづらいものの、瞬間火力と回復力が飛躍的に上昇します。
この場合は少し強気に勝負できますが、その分相手の攻撃も命中し易いので、レベルやわざなどで有利をとっていない限り交戦は避けましょう。
1vs多

ジュナイパーの1vs多は基本的にNGですが、相手側に妨害持ちが居なかったり、ゴール内での迎撃だったりすれば、人数差を巻き返す力があります。
なので、上記の状況の1vs多は応戦しても構わないでしょう。それ以外の状況は撤退が安定です。
ちなみに、この1vs多という状況が最もジュナイパーが舐められる場面です。
相手は人数有利なので、勝手に倒せると思い込んで前のめりに進攻してきます。
こうなった場合は千載一遇のチャンスなので、「はっぱカッター」を上手く使って返り討ちにしましょう。
ただ、相手の攻撃を真正面で受けながら攻撃するのは敗北率を高めるので控えましょう。
どんな時でも攻撃範囲ギリギリの距離から攻撃するという鉄則を忘れてはいけません。
集団戦

ここまでで散々集団戦での戦い方の基本は解説してきたので、こちらでは集団戦で孤立して囲まれてしまった時の判断について解説していきます。
囲まれてしまった場合にはまず、相手キャラに妨害持ちが居るかどうかを見ます。
居るならばその場から退き、居ないならばさらに相手キャラの瞬間火力に注目します。
瞬間火力で劣りそうなら退き、勝てそうならばそのまま「はっぱカッター」+通常攻撃で応戦します。
応戦すれば倒されてしまうかと不安に感じる方が居られるかもしれませんが、ジュナイパーは通常攻撃さえ止められなければ、異常な火力と異常な回復力を叩き出します。
つまり、”ターゲットが多い長期戦”が最も得意なシチュエーションであり、妨害を持たない相手がこれを止めることは不可能なわけです。
したがって、妨害なしで瞬間火力のない相手とは応戦しても良いという判断になります。
ちなみに、この条件に合わない相手が1体でも居るならば勝ち目はないと思った方が良いです。
通常攻撃が止まっている間に袋叩きにされるので、即撤退の判断を下しましょう。