当記事では、ポケモンユナイトのバトルにおける「ゴール管理」について解説しております。
ゴールは単純にポイントすれば良いわけではなく、破壊するのが正義というわけでもありません。
今回は、そんなゴールに関する知識や考え方を解説していきますので、これらを利用して勝率を上げましょう。
ゴール管理について

ポケモンユナイトのバトルにおいて、最終的に勝敗を決めるのはゴールに入れたポイントです。
しかし、実際のところ最も勝敗を左右するのは、レベル差や集団戦の勝敗です。
つまり、より多くの経験値やオブジェクトを獲得しているチームとか、キャリーできるキャラがダンベル等のスタックを溜められていることなどの、過程の部分が最も重要だということです。
そしてその過程の部分でゴールを決めるかと思いますが、ゴールすることが必ずしも正しいわけではありません。
それによって生まれるメリットもデメリットも、当然あります。
今回は、そんなゴール周りのメリットとデメリットを提示し、状況ごとにゴールがもたらす影響を解説してきいます。
ゴール周りのメリット・デメリット

ゴールを決めた場合のメリットは以下の通りです。
など |
逆に、ゴールを決めた場合のデメリットは以下の通りです。
など |
ゴールを決めることだけならば、メリットの方が多いことは間違い無いでしょう。
ダンベルやユナイトわざに関しては、バトルの活躍度合いにも関わってきますので、特に恩恵を受けることでしょう。
翻って、デメリットに関してはもちろん不利益なものですが、相手を全滅させれば危険はありませんし、自力で逃げられるキャラを使っていれば大きなデメリットとはなりません。

では、破壊した場合はのメリットはゴールを決めた時のものに加え…
など |
そして、破壊した場合はのデメリットはゴールを決めた時のものに加え…
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ゴールを破壊してしまうと、自分だけではなく味方全体のデメリットになることがわかります。
特に強調した部分は甚大で、経験値差をつけてもタブンネで巻き返されますし、ダンベルは中途半端で終わってしまう可能性があるわけです。
ソロランクでよくある動きに、「カジリガメを獲られたから代わりにロトムを獲ってゴール状況をチャラにしよう」という動きがあります。
しかし、ここで1stゴールを破壊してしまうと相手の上レーンにタブンネが出現し、相手のファーム場所を増やすことになります。
つまり、この動きは相手にリードされた経験値差を広げる一方で、味方を追い込む可能性があるということです。
要するに、カジリガメとロトムの価値はイコールとは言えませんし、何なら上1stゴールは破壊させた方が好都合まであるということです。
では、以下からは各ゴールの破壊に関するメリット・デメリットを解説していきましょう。
各ゴール破壊のメリットとデメリット
上1stゴール

上1stゴールの破壊は、最もデメリットが大きいと言えます。
先述の通り、上1stゴールを破壊することによって、相手上レーン沿いに3体のタブンネが出現します。
タブンネの経験値は、オブジェクトを除く野生ポケモンの中ではかなり高い部類で、それが3体も出現するとなると相手に多大な経験値を与えることになります。
破壊する時間帯が早ければ早いほど、相手に与える経験値が大きくなりますので、一番破壊したくないゴールと言えるでしょう。
メリットに関しては、ロトムを獲得しやすくなるという点です。
しかし、ロトムを獲得した場合、その獲得に意味を付与するのはその後の動きです。
味方全員が全力で獲得したロトムを2ndゴールに押し込みに行かなければ、ロトムは単なる時間稼ぎのデコイにしかなりません。
では、ソロランクで味方全員がロトムを押し込む動きをするかと言われれば、ほとんどそのようにはなりません。
大抵の場合、獲って放置・解散がオチです。
こうなってしまうと、もはやこちらもデメリットであるという見方もできます。
つまり、破壊された方が有益な上1stゴールを残して、ロトムを取りやすくするという方針は、経験値の損益的にとてもオススメできるものではありません。
結局のところ、相手の1stゴールは破壊したくないし、味方の1stゴールはぜひ破壊してもらいたいと考えるのが、賢い判断だと言えます。
1stゴールが破壊されそうな時は、死に物狂いで守りに向かう価値は無いでしょう。
下1stゴール

下1stゴールの破壊は、大抵の場合メリットの方が大きいです。
下1stゴールを破壊すると、カジリガメを獲得しやすくなります。
経験値を味方チームに分配するという効果は、単純ですがやはり強力です。
また、カジリガメの獲得に関しては、ロトムのようなデメリットは存在しませんし、サンダー戦に向けて相手とレベル差をつけることができます。
最終的には大体サンダー戦で勝敗が決まるので、そこを目指して味方全体を強化できるのは非常に有益です。
ただ、少し気になる点を挙げるならば、相手の下レーン沿いにタブンネが2体出現することでしょうか。
上レーンほどの経験値を与える訳ではありませんが、そこそこの経験値を与えていることは事実です。
とはいえ、タブンネの出現とカジリガメの獲得のしやすさを天秤にかけて考えると、やはりカジリガメを獲得した方が有益ですので、下1stゴールは積極的に破壊しても良いでしょう。
上2ndゴール

上2ndゴールの破壊は少し骨が折れますが、大きなメリットとなり得ます。
上2ndゴールを破壊すると、次のロトムが相手の中央ゴールに向かうようになります。
このゴールは、破壊することができないという特性を持ちます。
つまり、そこにロトムを押し込むことができれば、わざわざサンダーを獲得しに行かなくとも大量のポイントをゴールすることができる訳です。
それが、ラストスパートのタイミングならば、サンダーなしで数百もの点数をゴールすることができます。
要するに、中央ゴールに向かうロトムは、サンダーと比べても引けを取らない強力さに化けるということです。
無論、2ndゴールを破壊するためには、ユナイトわざを持った味方が数人来てくれないと難しいです。
また、スーパージャンプが解放されている時間帯では、防衛に時間がかからないので返り討ちに遭う可能性もあります。
ソロランクなら、意思疎通が計りづらいので尚更難易度が上がります。
ただ、サンダーに頼らない戦略の一つとして頭の片隅に置いておくと、立ち回りの幅が広がるでしょう。
下2ndゴール

下2ndゴールの破壊は、正直無理して入れに行く必要はありません。
詳細に記しますと、まず下2ndゴールは破壊するメリットがほぼありません。
無論、経験値・ユナイトわざゲージ・ダンベルといった利点はありますが、これらを獲得するために下2ndゴールに向かうのは、あまりにもリスクが大きいです。
では、たとえば下2ndゴールを破壊しに向かった時間帯が5:00(スーパージャンプ解放)以降ならば、相手がどんどん飛んできて、簡単に防衛されます。
かといって、上2ndゴールのようにロトムを引き連れて向かえる訳でもありませんから、単純に不利な戦いを無理に通すことになってしまいます。
そのため、下2ndゴールに関しては、基本的に無関心を通して良いです。
どうしても破壊したい場合は、味方を引き連れている状況かつ、残り時間5:00(スーパージャンプ解放)以前ならば可能性はあります。
が、やはりリスクの方が大きいので、ダンベル稼ぎのために細々とポイントを入れるたいなど、滅多なことがない限り向かうべきではないでしょう。
ゴールの理想的な残し方(豆知識)

上1stゴールは相手に多大な経験値を与えてしまうので、できれば破壊したくありません。
なので、理想論ではありますが、残り1ポイントの状況を最後までキープしたいところです。
要するに、相手の上1stゴールは、サンダー獲得後の100ポイントを楽に入れられるゴールにするのが理想となります。
そして、やはり下1stゴールは破壊し、以降のカジリガメを獲得しやすくしておきたいところです。

そして、相手が上ゴールを破壊してくれるのならば、空け渡しても構いません。
上1stゴールを守るくらいなら、3匹のタブンネをお迎えした方が味方の経験値効率が上がります。
ただ、この考え方はあまり浸透していないので、露骨に破壊させたら味方がトロール(荒らし)をしてくるかもしれません。
破壊させるとしても、多少は防衛する素振りを見せると反感を買わずに破壊させられます。
ゴール管理 まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゴールを決めること自体のメリット・デメリットは簡単に想像がつきますが、破壊した時まで考えたことがある方は、あまり多くないのではないでしょうか。
特に、上1stに関しては破壊するか破壊しないか、非常に深く考える必要があるということだけは覚えておいて欲しいです。
破壊するが正義という訳ではないということを意識して、経験値差をつけられないようにしましょう。