もくじ
e-スポーツのジャンルは?
e-sportsには、いろいろなジャンルがありそれぞれに求められる能力が違います。初心者向けのジャンルだったり、やりこみ度重視のジャンルだったり、瞬発力が求められたりと、ジャンルによってさまざまです。
では、自分にはどんなジャンルがあっているだろう?向いているだろう?
そんなe-sports初心者のために今回は7つのジャンルに分けて紹介していこうと思います。
e-スポーツの王道7ジャンル
- 格闘系
- シューター系
- スポーツ系
- MOBA系
- OCG系
- パズル系
- RTS系
大きく分けるとこんな感じではないかと思います。他にも小さなジャンルや新しく生み出されているジャンルはありますが、今回はこの7つのジャンルにフォーカスを当てて説明をしていきたいと思います。
日本人に馴染みの深いジャンル「格闘系」
代表的なゲームのタイトルは
ストリートファイター・鉄拳・スマブラなど。

対戦といえば最初に思いつくのが、このジャンルではないかと思います。メディアの露出についても、この「格闘系」がe-sportsのジャンルの中ではおそらく一番多いでしょう。30年近く前から国内で流行っている分野でもあるため日本人の得意なジャンルでもあります。
基本的には1対1の格闘アクションゲームで特に反射神経が問われるゲームだと思います。最近ではスマブラの様なバトルロイヤル形式もあり、人気もユーザー数も多いジャンルの1つとなっています。
ゲーム自体のファンが根強く存在し、男女問わず国内外で活躍するプロe-sportsプレイヤーやコスプレイヤーが多くいます。

スマホアプリでも人気・知名度が高いジャンル「シューター系」
代表的なゲームのタイトルは
TPSだと、PUBG・荒野行動
FPS だとCall of Dutyやバトルフィールドなどになります。

このTPSとFPSの違いは操作画面の違いだけでゲーム内容は同じです。決められたエリア内であたかもプレイヤーが戦場にいるかのようなゲーム性となっています。物資とよばれる武器やアイテムを現地調達で最後の一人になるまで戦う個人戦のバトルロワイヤル的なルールもあれば、4人でのチーム戦・50対50の団体戦だったりとルールも様々。
ゲーム自体の腕はもちろんのこと、反射神経が問われ状況に応じて心理戦の場面も出てきます。
ユーザー数が世界的に多いジャンルの1つで、私もこのジャンルに夢中です。
身近で親しみやすいジャンル「スポーツ系」
代表的なゲームのタイトルは
ウイニングイレブン・パワプロ・みんゴルなど。

名前の通りさまざまなスポーツをテーマにしたジャンルで親しみやすく、スマホアプリ対応も多いジャンルです。
e-sportsの中では1番タイトル数が存在するのではないかと思います。基本的なルールはそのスポーツの公式ルールに合わせて作られているためゲーム初心者でも手軽に楽しめるゲームが多いのが特徴だと思います。
最近では実際のプロチームに所属するプロe-sportsチームが出来たり、 6月に行われた「ウイニングイレブン」世界大会では3vs3部門で日本チームがベスト4までコマを進めた事もあり社会的にも盛り上がっているジャンルです。
圧倒的な高額賞金ジャンル「MOBA系」
MOBAとはMuitiplayer online battle arena(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・エリア)の略で代表的なゲームのタイトルは
DOTA・Legends of Legendsnanなど。

このジャンルは世界ナンバーワンのユーザー数を誇ると言われています。
内容は複数のプレイヤーでチームを作り、チーム戦の陣取り合戦というと分かりやすいかと思います。チーム戦という事もあり戦術重視のゲーム性でチーム力や連帯感が勝敗を分けるといった他のジャンルとは違ったスタイルとなっています。
そして何より、この「MOBA系」の魅力は賞金額。

2018年末の大会の総賞金は、なんと28億3800万円。プロe-sportsプレイヤーの目の色を変えさせた、まさにアメリカンドリームならぬe-sportsドリーム。
テーブルゲームといえばこのジャンル「OCG系」
代表的なゲームのタイトルは
シャドウバース・遊戯王など。

簡単にこのジャンルを説明するとカードゲームです。
ただ、トランプなどのカードゲームではなく、カード1枚1枚に能力があり指定されたデッキ枚数内でカード同士の相性や戦略を考えながら組み上げ、相手の動きに対抗するというより、どういった展開で自分の勝ちパターンにいかにハメるか。といった感じのゲーム性で、腕がどうとかよりも完全な戦略重視のジャンルです。
誰でも簡単に始めることが出来るのでユーザーやファンの年齢層は幅広いと思います。
また世界大会も行われていて優勝賞金が1億円を突破するタイトルもあります。
誰でも楽しめるジャンル「パズル系」
代表的なゲームのタイトルは
テトリス・ぷよぷよなど。

言わずと知れた国民的なゲームが多いジャンル。2024年のオリンピックでe-sportsの参入が言われていますが、このジャンルが最有力候補ではないかと私は勝手に思っています。
特にテトリスは世界的にも有名なゲームでルールも簡単。視聴者側にも何も説明する必要もないぐらい浸透しています。対戦形式で考えるとぷよぷよの方が想像はしやすいですが、どちらにせよちょっとした空いた時間にでも手軽にプレイ出来るのがこのジャンルの強みだと思います。

他にもいろいろな機能を付け加えたゲームがスマホアプリや家庭用ゲーム機などで出ているが基本的なゲーム性は統一されている為、たとえタイトルが変わったとしても初めから楽しむことが出来るジャンルだと思います。
やりこみ要素はナンバー1「RTS系」
代表的なゲームのタイトルは
クラロワ・スタークラフトなど。

このジャンルの特徴は、プレイヤーが指揮官になり街を発展させ収入を増やしつつ、敵からの侵略を防ぐために軍事力や防衛力を強化していきます。そして相手エリアを攻めるために戦略を練る。といったシュミレーション性が高めのジャンルとなります。
やる事や考える事が他のジャンルに比べて多いため、やりこみ要素はe-sportsではナンバーワンだと思います。

また、世界中にユーザーが多いジャンルでもあり、世界中で大会等も行われているが育成度などにどうしても差が出てしまうため初心者での大会参加はハードルが高いジャンルでもあります。
まとめ
以上7つのジャンルについて説明をしてきました。
ジャンルやゲーム内容によっては好き嫌いや得意・不得意もあると思います。しかしながら、どんなジャンルやゲームも基本的に根本にあるのはユーザーが楽しめるように作られているということです。

海外のゲームだからとか苦手なジャンルだからとか、あまり偏見を持たず、もしタイトルや公式サイトを見たとき興味があると感じたのなら一度試しにやってみるのもいいと思います。
また、それぞれのジャンルには世界中にプロe-sportsプレイヤーが増えていってます。

各地では、プロe-sportsプレイヤーがゲストだったり参加したりと、いろんなイベントや大会も行われています。そういった会場に出向いたり、または生中継でプレイを観戦しアツくなるといった楽しみ方もあります。
みなさんもぜひ気軽にe-sportsを楽しんでください。