
この記事では、ブログ運営をしていく中でもっとも悩みの種となる「時間効率」について、実際に私が記事外注をした事で解消した体験談をもとに、外注方法と流れについて解説していきます。
- ブログ記事のネタはたくさんあるけど、時間が足りない。
- 書きたいネタはあるけど、あまり詳しいジャンルではない。
- スピーディーに一気に作り上げたい。
- ブログは副業で、最近本業が忙しくて疲れている。など…
以上のような同じ悩みを抱えている方は、この記事を参考にブログ運営の効率アップに活用していただければと思います。
ブログ記事外注の手順についても後ほど解説をおこなっていますので、そちらもぜひ参考にしてください。
もくじ
ブログ記事外注で効率アップ!

ブログを運営していく中で、いかに効率よく執筆を進めていくかはブロガーの永遠のテーマといえるでしょう。
もちろん、しっかりとした内容があってからの効率なので、優先順位には注意すべきです。
そこでオススメするのが、この記事の本題でもある「外注」です。
では、外注とはどんなものなのか?
まずは、ブログ記事外注の仕組みやメリット・デメリットについて解説していきます。
そして、終盤ではブログ記事外注の手順についても解説していますので、もしそちらが気になる方については目次からスキップしていただければと思います。
ブログ記事外注の仕組み

では、ブログ記事外注の仕組みについて解説していきます!
外注の仕組みについて簡単に説明すると、記事の執筆作業をライターさんに依頼し報酬を支払うというシステムになります。
依頼する際には、まず記事の内容やボリューム(文字数)を明確にしておく必要があります。
他にも、記事数や報酬、記事に関する注意点(SEO対策など)も決めておくと、スムーズに外注依頼作業が進みます。
ブログ記事外注は誰でも出来る?

まだまだ初心者だから、僕に外注なんて…。
そんな声が聞こえてきそうですが。
ハッキリ言って、誰にでも外注は出来ます!
ただし、適当に外注ばかり出しても失敗してしまうので、外注のメリットとデメリットはしっかり頭に入れたうえで外注をおこないましょう。
ブログ記事外注のメリットとデメリット
次に、ブログ記事外注のメリットとデメリットについて解説していきます。
先ほども説明したように、外注でのメリットとデメリットは、しっかり頭に入れたうえで外注依頼を検討していきましょう!
外注のメリットとデメリットは以下の通りです。
記事外注のメリット | 記事外注のデメリット |
|
|
外注のメリット
時間効率アップ
外注の1番のメリットは、やはり時間効率アップです。
ほとんどの人が、時間効率化のために記事の外注をおこなっているのは間違いない事でしょう。
簡単に考えればライター1人に外注をした場合、2人で執筆を行う訳ですから2倍のスピードで記事を量産することが可能になります。
また、自分の時間が取れない場合に代わりに記事を執筆してもらうといったやり方でも同じことが言えます。
ライターさんとの出会い
2つ目のメリットとして、ライターの方と出会える事です。
ライターさんの中には、自分に持ってない文章のセンスだったりアイデアを持つ方も多く存在します。
そして、自分の希望どおり、もしくはそれ以上の記事を仕上げてくれる方も中には存在します。
外注を依頼した時に、そんなライターさんと出会えたのであれば間違いなくその出会いは大切にすべきです!
1からライターさんを募集するよりも、アナタが求めるレベルの記事を作れる人が目の前にいるのならば、そのライターさんに再依頼する方が最高にコスパが良いですからね!
外注のデメリット
費用が掛かる
ライターさんに外注を依頼するには、外注報酬を支払わなければなりません。
記事のボリュームによっては、それに見合った報酬が求められることになります。
報酬を安く設定することは可能ですがライターさんも仕事としてやっている以上、適度な報酬でないと外注を受けてはくれません。
なので外注依頼を考えるのならば、それなりの費用支払う事を頭に入れておく必要があります。
当たり外れがある
外注を募集する際、記事内容や条件にもよりますが沢山のライターさんが集まります。
その中には、こちら側の希望を満たしてくれるライターさんもいれば、そうでないライターさんも集まります。
参考として、私自身が実際に経験した事例を紹介します。
○○のゲームの記事を作りたくて、○○のゲーム経験があるライターさんをクラウドワークスを通して募集したところ、沢山のライターさんが集まりましたが、そのほとんどが○○のゲームの未経験者ばかり。
しかし、早く記事が欲しかった私はライターさんの記事サンプルを確認し、○○のゲームは未経験者でしたが記事のレベルが高そうなライターさんに外注の依頼を決めました。
その後すぐに納品された記事は、文章こそキレイに仕上がっていましたがどこにでもあるような無難な内容で、ゲーム経験者から見れば明らかに内容の薄い記事だったのです。
こういう場合には、妥協せずに再募集をするか修正依頼を出すか。もしくは自分で執筆する事をオススメします。
せっかく記事を作るのならば、内容に関しての妥協はNGです。
ブログ記事外注のやり方

外注のやり方には、大きく分けて以下の2通りの方法があります。
|
クラウドソーシングを利用する

もっとも多い外注方法がクラウドソーシングを利用した外注方法です。
クラウドソーシングのメリットとしては、専門の会社が仲介をしてくれる点。
基本的に、クライアント側とライター側は面識もないので信頼関係というものが全くありません。
その大切な信頼関係を、クラウドソーシング会社が請け負ってくれるという事になります。
参考として、特に有名な2社を紹介します。
Crowd Works(クラウドワークス)
日本を代表するクラウドソーシングの1つが、このクラウドワークスです。
今回は記事外注での紹介ですが、ライターとして案件を受ける事も出来ます。
Lancers(ランサーズ)
こちらも日本を代表するクラウドソーシングの1つ、ランサーズです。
クラウドワークス同様に、ライターとして案件を受ける事も出来ます。
直接外注する
外注方法のもう一つとして、直接外注依頼を行うという選択肢があります。
直接依頼を行う以上、相手との信頼関係は最も重要視される要素となります。
なので、依頼相手の選定は以前から付き合いがある人などに限定されてきます。
SNSなどで直接募集する
直接外注のパターンで、もっとも多いのがツイッターのフォロワーに対してなどのSNSを使った外注募集となります。
知り合いに外注する
他には、ライター経験がある友人など、知り合いに直接外注を依頼するパターンです。
オススメの外注方法はクラウドソーシングを利用する!
2パターンの外注方法を解説してきましたが、やはりオススメはクラウドソーシングを利用し外注依頼を行うことです!
人と人との付き合いなので、なにかトラブルが発生する恐れは十分に考えられます。
そんな面倒なトラブルも、クラウドソーシングを仲介役として挟んでおけば巻き込まれることもほとんどありません!
クラウドソーシングでのブログ記事外注の手順例(クラウドワークス編)
それでは、外注の流れを6つの手順で解説していきます!
今回は、私が実際におこなったクラウドワークスでの外注依頼を参考に紹介していきます。
①クラウドワークスをインストールし登録する
まずは、クラウドワークスをインストールしましょう!
PC版、スマホ版どちらでも大丈夫です!
②ライターさんを募集する

次に下の手順を参考に、さっそく外注依頼をおこなうライターの募集をかけましょう!
Step1.仕事を探す・依頼するを選択
まず、赤枠の新しい仕事を依頼を選びます。

Step2.依頼したい仕事を選択(今回はブログ記事を選択)
次に人気カテゴリからライティング・記事作成を選択し、ブログ記事作成を選択します。

Step3.依頼形式の選択(プロジェクト形式がオススメ)
そして、依頼の形式でプロジェクト形式を選択します。

依頼形式は2パターン。初心者はプロジェクト形式がオススメ!
依頼の形式には、プロジェクト形式とタスク形式と大きく2パターンありますが、初心者や小規模の個人ブログならばプロジェクト形式がオススメです。
プロジェクト形式がオススメの理由は?
プロジェクト形式をオススメする1番の理由は、ライターさんとの細かいやりとりや修正などの依頼が出来るからです。
大切に作っている個人ブログでの外注ならば、なおさらシッカリと仕上がった記事を求めるのは当然の事でしょう。
タスク形式は大規模サイト向け
逆に、大規模なサイトなどはタスク形式がオススメとなります。
なぜなら、外注作業内容が薄くてもいい
具体例では、〇〇の感想などのレビュー記事の大量募集など。
質より量が欲しい内容の場合には、タスク形式での外注募集をおこないましょう!
Step4.仕事内容の入力
続いて、赤枠内の仕事内容の入力を行います。

依頼タイトルについて
依頼タイトルの入力についてですが、ここではライターさん側にある程度の大まかなテーマを伝える項目と考えておきましょう。
実際のテーマについては、外注依頼が決まった後に直接伝える事になります。
依頼詳細について
次に依頼詳細について、記入枠が大きく難しく考えがちですがテンプレートを使えば穴埋め形式で簡単に作成することができます。
外注をする際に、ライターさんに伝えておきたい大事な要点をしっかりと記入しておきましょう!
Step5.予算と報酬の支払い方法を決める

支払い方式について
固定報酬制と時間単価制とありますが、個人ブログの場合は、問題もなく取引しやすい固定報酬制の方がオススメです。
募集人数について
ここでは、外注をおこないたい記事のボリュームに合わせ人数を設定していきましょう。
依頼記事が1記事の場合は、基本的に1人募集で十分です。
予算について
予算については、今回だけでなく全ての外注に対してどれくらいの金額を使うつもりなのかの目安です。
外注での報酬設定ではないので、おおよその金額で設定していて問題ありません。
Step6.募集完了
以上の手順で外注募集は完了です!
ライターさんからの連絡を楽しみに待ちましょう。
③ライターに業務内容を説明する

応募してきたライターさんとクラウドワークスを通して細かい打ち合わせをおこなうことができます。
打ち合わせで行うべき業務連絡は以下の通りです。
|
④ライター報酬の仮払いを行う
打ち合わせでお互いに納得いけば、仮払いをおこないましょう。
クラウドワークス側が仮払いを確認した後、ライターさんへ確認のメールが届き、そこから始めてライターさんによる外注業務が開始されます。
仮払いの流れとして、まず先に報酬額をクラウドワークスへ支払います。
ライター側から記事の納品後、クライアント側が検品を行い修正事項などもなく、取引完了となれば報酬がライター側へ振り込まれます。
このように、仲介役へ報酬を支払うことでライター側が安心して業務にとりかかれるシステムの事となります。また、クライアント側も安心して納品を待つ事ができます。
⑤納品記事を検品する

指定した条件の業務が終わるとライターさんから記事が納品されます。
検品は細かいチェックを心掛ける
納品された記事を検品していく作業になりますが、めんどくさがらずに細かなチェックをおこないましょう!
泣き寝入りで記事を受け取る方も多いようですが、報酬としてお金を支払っている訳なので、しっかりとチェックをおこない指摘と修正依頼を出しましょう。
ここでの指摘事項はライターさんの今後の成長の為にもなります。
逆に言えば、遠慮して何も言わなければライターさんは何も気づかずにまた同じことを繰り返してしまいますので、結果的にライターさんの今後の為にもなる訳です。
⑥外注取引完了
指摘や修正を繰り返し、納得できる記事が仕上がれば取引が完了となります!
取引完了後は、期待に答えてくれたライターさんをしっかりと評価してあげましょう。
ライターさん側もコチラを評価してくれるので、次回以降の取引での参考にしましょう!
ブログ記事外注依頼での注意点
単価調整について
(体験談)1文字1円以上、記事単価1,000円程度ならライターさんがたくさん集まる

基本的な外注相場は1文字1円と言われていますが、実際のところ高い部類になります。
他にも、記事単位での単価設定も可能です。
記事単位の場合は、誰でも書ける簡単な内容で1記事1000円程度の設定だと集まりますが、専門的な知識が必要な特殊な記事の場合は記事単価を見直す必要があります。
専門分野によって相場が変わってくるので、周りの募集事項を参考にするか、少しづつ記事単価を上げ報酬額を調整していきましょう。
源泉徴収について

外注をおこなう際のもう一つの注意点は、源泉徴収についてです。
【平成31年4月1日現在法令等】
作家に原稿料を支払うときや大学教授などに講演料を支払うときには、報酬・料金等として所得税及び復興特別所得税を源泉徴収しなければなりません。
国税庁ホームページより引用
以上のように、納税が義務付けられています。

本当に支払う必要あるの?

いくら支払うの?
普段から関わる事ではないので、難しいと思う方も多いと思います。
実際、私も頭を抱える内容でもあります。
参考として、フリーランスに支払う報酬の源泉徴収まとめについて詳しく解説されている内容があるのでコチラを確認する事をオススメします。
また、クラウドワークスでも確認可能なので必ずチェックしておきましょう!
ブログ記事外注まとめ
以上、外注の仕組みからメリットデメリット、外注手順を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
中には大事な個人ブログなので、やっぱり自分1人でやっていきたいと思われた方もいるかもしれません。
もちろん、その気持ちは大切です!
しかし、大事なブログだからこそ早く大きなブログにしたい!早く収益を上げたい!もっと収益を上げたい!などと考えることは自然な事です。
書きたい記事が決まっているが、時間がない時や書きたい記事が多すぎて手に負えない。
そんな時には、試しに一度外注をおこなってみてください。
世の中に溢れる優秀なライターさん達が、期待に応えてくれるハズです!